単身赴任していたパパは帰国した

 

久しぶりに会うし、お互いに喜ぶだろうと思った

 

 

家も手狭だから引っ越す必要がある

 

物件を探すところまでは、パパは積極的だった

 

 

 

日本にきてからは、家族の住む家に遊びにきては、一緒に夕飯を食べた

 

パパと、子供達の接し方は

 

やはり離れている時間のズレは感じた

 

 

 

離れている間に子供達は大きくなっているから

 

反抗期の態度を示す子もいた

 

 

 

もうそんな時期だよっとパパにも言ってるのに

 

前の感覚のまま接して、子供達に嫌がられるシーンを何度か見た

 

それでも、俺は気にしないから!と多少ワンマンなところのあるから

 

突っ走っていたパパだったが

 

再会してから1週間くらいから少し元気がなくなってきたようにも見えた

 

 

 

習い事のお迎えに行くのに、パパが

 

俺が行って来ると言うので、お願いした

 

友人の前で子供扱いされるのを最近嫌がるこのお迎えだったので

 

それはパパに伝えたが

 

多少の不安を感じながらも、見送った

 

 

 

案の定、帰宅した時、嫌な雰囲気が漂っていた

 

 

 

そのあとくらいだったと思う

 

ちょっと新しい家は、ゆっくり探そう

 

と、パパから提案があった

 

 

 

子供達は、早く新しい家に引っ越したいと話もあったので

 

ゆっくりと言われつつもみんなで住める家を探した

 

 

 

ようやく、みんなで住めそうな広めのお家を候補として一つ見つけた

 

習い事、学校に行くのは多少不便で

 

子供、私はあまり気が進まなかったが、家自体はよかった

 

 

 

立地がね。。

 

そんな話をしていたのにパパが一気に話を進めて住む事になった

 

私たちの話は聞いていたのか、、あっという間に決めてしまった

 

 

 

パパはいつもの通り、会社が終わって

 

帰りに習い事に行っている子を1人拾って夕飯を食べにきて…

 

そして会社所有のワンルームマンションに帰宅するというペースになっていた

 

 

その新しい家から、パパも会社に行くには多少時間が多くかかる事になる

 

駐車場までも遠い、新しい物件はなんとなく

 

家は良くても立地が悪く、不満が溜まった

 

 

 

習い事に行く人もかなり歩かないとならないし

 

今までの家に比べると店が近くになかった

 

今までの家が便利すぎたから、つい比べてしまうのだった

 

なんで、この家にしたの?

 

口々に不満は出た