最近、こんな雑誌を購入しました。

 

 特集は『僕たちが愛した昭和洋画』。今回から何回かに分けて(不定期ですが...)、個人的に思い入れのある「昭和映画」を特集してみたいと思います。

 

 今回は、私が初めて映画館で観た洋画、『タワーリング・インフェルノ』(1974年/アメリカ)を取り上げたいと思います。

 

 

 

 まずは簡単な作品解説から。

 

 サンフランシスコに建てられた世界最大の超高層ビル(地上550メートル・138階)が、その落成記念の日に火災を発生し、大惨事を引き起こすといった、いわゆるパニック、サスペンス映画です。

 

 当時中学生だっった私は、『荒野の七人』『大脱走』ステーヴ・マックィーンの大ファンで、この映画では消防隊の隊長を務めていました。そしてビルの設計責任者が『明日に向かって撃て!』ポール・ニューマンという顔合わせでした。

 

 まずはジョン・ウィリアムスが音楽を担当し、モーリン・マクガヴァンが歌った主題歌“We May Never Love Like This Again”をお聴きいただきましょう。

 

 この曲、尾崎紀世彦さんも歌っていたのですね。

 

 イージーリスニング系ではカラベリが録音していますが音源が見つからなかったので、ニニ・ロッソの演奏でどうぞ。

 

 

 地元のレンタルビデオ店でのワゴンセールにて購入(¥100?)し、「放置」されたままになっていたものを、今回、改めて見直してみました。

 

 予告編(英語)をご覧いただきましょう。

 

 この映画で50階にある中央保安室の保安係主任を演じていたのが、「あの」O.J.シンプソンというのも驚きでした(取り残された猫まで助ける心優しき人物を演じていたのに...)。

 

 ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、フレッド・アステア、ジェニファー・ジョーンズ、ロバート・ヴォーン等々、錚々たる役者たちが出演しているのも見どころです。

 

 この映画を見るたびに思い出すのが、『サンダーバード』の「世界一のビルの大火災」なのですが、こちらも素晴らしい作品でしたね。

 

 

 最後にもう一度、モーリン・マクガヴァンの歌声で、映画『ポセイドン・アドベンチャー』の主題歌「モーニング・アフター」と共にお聴きください。この映画もDVDを持っていますが未見です...(TVのロードショーでは観ましたが...)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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