今日は、役に立つのか疑問ではありますが

私の「やったー!」を

書きます。


ほとんどの方には、どーでもいい ことですね。



先日、東急ハンズにキャンバスを買いに行ったら

SM(ハガキ2枚くらいのサイズ)で

1000円ほどでした。

「高い」ので、ネットでまとめ買いしました。

ネットだと350円くらいでした。

昨今、画材屋さんが閉店続きで

困ります。





そのキャンバスに

マチエールを作ります。



人それぞれなのですが、私の場合

キャンバスの下地作りが、必須です。

下地が、一番大切だと言っても過言ではないほどに

重要です。




一層目は、アクリル樹脂のモデリングペーストで

塗り込みます。

モデリングペーストは、ペーストというからに

ドロっとした、粘度より柔らかい盛り上げ剤です。

砂を混ぜてあるモデリングペーストサンド

というのを、常用しています。

モデリングペーストは、立体造形もできます。

フィギュア作成とか模型作りにも使われます。

水性ですが、乾くと耐性が強固です。

油絵の具やアクリル画に使います。



モデリングペーストとのお付き合いは

45年です。

私は、さらに、砂を混ぜて使っています。



ここに、天花粉(シッカロール)をジェッソ(白い下地絵の具)に混ぜて、2層目を作ることもあります。

天花粉は、石灰の代わりに使っています。



前置きが長くなりました。




この必須アイテム、モデリングペーストの

買い置きが、なくなった!


私としたことが

よくやる うっかりです。


画材屋が近くにないので、

ネットで買おうかなぁ

と ポチッしようとしたものの



モデリングペーストって

わりと高価で、しかも、キャンバス全体に塗るので

大量に使います。


そこで

ふと

もしかして、手作りできない?

と 思いました。



モデリングペーストは、私が高校生のころには

市販されており(1975年)ます。

モデリングペーストがなかった時代は

亜鉛華という粉末顔料を使っていたようです。

日本画は、今でも使うのではないかと思います。

亜鉛華は、ジンクホワイト絵の具と同じ素材です。



ネットで調べたら

いくつのモデリングペースト自作方法が

ヒットしました。


しかし、ほとんどは

フィギュアとか立体造形のための作り方でした。


①樹脂粘土に水と重曹を混ぜる

②木工用ボンドに重曹を混ぜる


そこで、②の木工用ボンドに混ぜる方法を

やってみました!







なんか、粘土状に固まってきました。

これは、キャンバスに塗ることができないわ。


重曹は、だめなんじゃないかな。


それで①





木工用ボンドに砂!


この砂は、マレーシアのインド人街の

インテリアの店で買いました。

何につかうのかは、不明ですが

さまざまな色の砂を売っていました。

この砂が、微粒子で、きらきら光り

しかも、軽いので、下地の砂に最高です。


それまでは、画材屋で砂を購入して

乳鉢で擦っていました。



このインドの砂は、とても細かくて

きれいなのです。

たくさん買ってきました。



重曹は、違う気がしたので

木工用ボンドに砂を混ぜて

キャンバスに塗りました!





やった!


これは、使える!


表面の効果は、モデリングペーストのほうが

各段に良いです。

しかし、これでも十分に使えます



この木工用ボンド自作マチエールなら

モデリングペーストの1/10の費用です!


年金生活の私には、良い!


しかも、木工用ボンドは手に入りやすい!



以上、猛暑のたわごとで ございました。



高校野球と大谷翔平さんを観ながら

マチエール作業をやっています。



みなさま

どうぞ、ご自愛ください!