首を回せば、ボキボキと音がする。
腕を回せば、バキバキと音がする。
イアイラして人格が変わっていく。
辛くてしんどくて心労が溜まっていく。
気づかぬフリにも限界はあるのだろう。
仕事の忙しさや辛さでいえば、
入社1年目2年目のほうが圧倒的に辛かった。
でも心労や疲労は蓄積されていくものだと痛感する。
年明けから悪かったあたしの体調は悪化の一途を辿った。
「もう辞めてしまえばいいじゃんか」
「帰るところはあるんだから」
そんな言葉をきけばきくほど、動きが取りづらくなった。
「最後は自分で決めるんだから」
「納得するまでやればいいよ」
そんな言葉をきけばきくほど、わけがわからなくなった。
周りに八つ当たりをする日が増えた。
特に母には週に3、4回電話して
「お母さんには、到底わからないわ」と偉そうに八つ当たりをした。
「お母さんで良ければいつでも八つ当たりしなさい」
とメールがきても感謝の気持ちさえわかなかった。
どうしてだろう。
いつの頃からか、
「頑張れば、幸せになれる」と思ってた。
「頑張らないと、幸せになれない」って思ってた。
幸せなんて頑張って得るものではないのかもしれないな。
そんなことを思ってたら、
大学時代からを知るあなたから電話がきた。
どうしてだろう。
話をしてたら八つ当たりだけじゃ気がすまなくなって、ワンワン泣いてた。
涙をボロボロ流して、ワンワン泣いた。
「あんたなんかにわかるもんか」って言ったりした。
「うん。うん。」ってひたすらきいてくれた。
そうか。あたし誰かの前で泣きたかったのか。
泣いて騒いだ後、久しぶりにグッスリと寝たのを覚えている。
あたしには「安らげる場所」が必要だ。
そんな場所があって、はじめてあたしが「あたし」でいることができるのだ。
そんなことに今頃気づく。
そして、そんな場所なんてそんなに多くは存在しないのだ。
でも1つだけでもいい。そんな場所があるっていう幸せ。
幸せってきっとこういうことなんだな。