妊婦。
神聖なる妊婦様。
そんな妊婦様の「今」を撮影するマタニティ・ヌード。
近い未来に対面するであろう我が子と共に撮影される。
古い考えで意見すれば、
「妊婦でヌードなんて…」
「妊婦がヌードとは…」
「安静にしてなくてはダメなのよ」
といったところだろうか。
何はともあれ、妊婦姿をプロのカメラマンに撮影してもらい
記念とする夫婦や母は多いようだ。
妊婦どうこうの前に妊娠、いや結婚さえもしていないあたしにとって
イメージは湧いてこない。
TVの特集で妊婦が服を脱ぎ撮影するシーンを見ながら、
半分感動しながらも、片手に日経新聞を手にしていたのだ。
そんなあたしも先日26歳を迎えた。
出産を経験した友人もいるが、遠方にいたりすることもあって
妊婦様と対面することなど、ここ数年ほとんどない。
妊娠とかしたら、仕事どうなるんだろ。
なんて、マタニティ・ヌードとは程遠いことのほうを真剣に考える。
仕事人間、というわけではないけれど、
そっちのほうがイメージしやすいという現実。
幸せはまだ遠いのかもしれない。
いや、まだだな。
そんな26歳。
あたしだけではないだろうと言い聞かせ、今宵も仕事に励む。
THE 26歳の夏。