一年の中で最も夜が長い冬至には、お祭りで祓え清めの舞と演奏をされる矢加部幸彦さん、佐々木恵美子さんがそれぞれ宮古島の神様の元へご奉納、祈りを捧げました。
佐々木さんは張水御嶽、宮古神社、大神島、矢加部さんは萬古山御嶽、イソツ御嶽、大神島へ。
他の方々も、それぞれに思う場所、ご縁繋がるところで心からのご挨拶と感謝の祈りを捧げられたようです。
宮古島の神様へ矢加部さん渾身の奉納の舞い

私は矢加部さんをご案内し、京都から運ばれてきたお水をご奉納させていただきました。
大神島では、偶然にも司さんと出会うこともできました。
一番夜が長い冬至は年単位の新月ということもできます。
新月ピークを経て新しいサイクルが始まる。
冬至は地球の大晦日。
翌日新たな光が始まる地球の元旦。
愛と光の癒し祭りにたくさんの方が集まってくださいました。
オープニングでは前日それぞれ神の元でお祈りされた矢加部さんと佐々木さんによる、古神道とアマミ舞のコラボレーションご奉納ステージ。
40分にも亘る濃厚な舞と演奏は、一年間の穢れを祓い清めるに十分すぎるバイブレーションで会場を満たしてくれました。
古神道、アマミ舞、どちらもおそらく宮古島では初披露となるステージ。
しかもコラボレーションというのは、ご本人にとっても初めての記念すべき機会だったといいます。
この、ご奉納のステージ。
すごいのは、お二人とも初めてお会いするにもかかわらず、ほとんど打ち合わせやリハーサルもなく、すべて即興だということ。
なのに、寸分の迷いもブレもなく、ピッタリと息が合い、そして、時間も計ったように収まっていました。
まさに神のステージ!
いや、神が舞ってた。
曰く、同じステージは2度とできないと仰っていました。
このお祭りの趣旨、参加する方も来場する方もみんなが提供できるものを持ち寄り、それぞれのポジションで愛と感謝を表し、そして受け取って行くという意図がありました。
それともう一つには、異なるエネルギーの交流と循環。
冬至という最大の陰を境にして陽に向かうというタイミング。
陰が陽に出会う時。
未知のエネルギーに触れることで新たな世界が始まりさらに大きく広がる。
陰陽、男女、大和琉球の結び。
そんな意味も含めていました。
矢加部さん佐々木さんのコラボレーションを始め、ハワイ、レゲエアコースティック、宮古島民謡、地球讃歌…
マッサージ、セラピー、ヒーリング、グッズ、フーズ…
体から、心から、癒しを通じて結び、統合し、次に向けて開いていく。
まさにそのような場となり、大盛況となりました。
古神道&アマミ舞い

愛、平和を唄うひょうたみさん&宮古島魂を奏でるハナレジマさん&ハワイヤンスピリッツを伝えるアロハ堂すみさん

出展、参加のみなさん

打ち合わせ

陰陽の出会いといえば、私の華神カードの場面に「風の誕生」というのがあります。
これは父なる天から風が生まれたというものですが、風は娘と捉えていて、男である父から初めて女の子が生まれて、その出会いに感動し、また緊張しているというカードです。
また、母が初めて男の子を身籠る「地中の雷芽」というのもあります。
これは意味としては元に還る、何度も繰り返されるというものですが、陰である女性が母となる段階で陰極まるところで男(陽)に出会う。
一番暗い夜明け前を経て光に出会い、またバランスを取り戻していくサイクルが繰り返されるというカード。
男から女が生まれる。
女から男が生まれる。
このお祭り全体に溢れたエネルギーには、そんなイメージも広がりました。
新たな出会いには新鮮な感動とともに、多少の緊張や戸惑いもあるものですが、それも心地よい刺激として受け止め、さらなる可能性につなげていけるエネルギーを持ち帰っていただけたかと思います。
多くの方が集まり愛と感謝が響き合い、暖かい光に満ち満ちた一日を過ごすことができました。
ここに出会えたみなさんと愛と光を共有できたことに感謝します。





冬至明けの朝。一陽来福のとき
