スポ根要素ありと称されていた今作、めちゃくちゃ肌に合うのかも・・・!



本日は、昨年秋から放送されたプリティーシリーズ最新作・「ワッチャプリマジ!」のアニメ1クール目の感想。


※投稿日時の地点で既に本放送は14話まで行われてますが、今回の感想は13話までの内容になります。



各種説明&みゃむと出会い、まつりがデビューするのを描く、導入1話だけだと方向性が読めなかったというのは、初回感想で書いた通り。


ですが、話数を重ねる度に何となくどんな雰囲気になるのかが掴めてきて、「これはよくある女児向け作品※とは毛色が違う・・・!」と毎週最新話を見るのが楽しみになってます。


※プリティーシリーズだとプリチャンのような、面白ポイントを混ぜ込みつつも勝負事や年度末以外は緩めの雰囲気の作品。私はあまりにもシリアスすぎる物が苦手なので、このタイプも好き。



この雰囲気を最初に感じたのが4話。

まだ4話目にしてみゃむが自分にふさわしいひな先輩に着こうと、まつりとのペア解消を宣言。


ここからの仲直り自体は割とあっさりだったのですが、この回のライブパートでみゃむの魔法が暴走し、巨大な猫になってしまい一時中断。


まだ4話なのにですよ・・・?


そんなみゃむを受け止めるまつりはオタクの比喩感覚抜きにしてもマジで母性と言いますか、ママって呼びたくなっちゃいましたし、普通のアニメでやるにしてもせめて中盤以降な展開をこの早さでやったのには本当ビックリしましたびっくり



・・・というか、事のきっかけであるみゃむのパートナー解消宣言は3話の引きで起こり、4話に繋がるという形だったのですが、プリマジは最後の引きに次の話に続くシーンを入れるのが何度も。


この漫画のような手法を取られると、やっぱり自然と次が気になっちゃうんですよね〜




1クール目にしてもう既にまつり、みゃむ両方の心的な成長が描かれていて、「みゃむちゃん」から呼び捨てになる定番の展開があるくらいには2人の友情・絆が深まっている。


主人公ペアの成長は勿論ですけど、れもんちゃんの初登場〜踏み出してデビューまでの流れや、ひな先輩はひな先輩でフレフェスの際に試練が降りかかってそれを乗り越える展開もあるという濃密さ、既にかなり満足してます(^ ^)



フレフェスの名称を出した流れで、女児向け作品における大会の勝ち負けは割とご都合主義。


・・・と言いますか、ちょっとしたトラブルを乗り越えたり、該当回でスポットが当たった販促期間中のキャラが勝ったりするのがまぁ普通といいますか、そういう物だという認識が強いです。


ですが、大会の名称は違えど、先に筐体の方で判明していたエレメンツコーデのブランドから勝者自体は読めてたものの、プリマジはアニメだけだとどっちが勝つか単純には読めない展開も良かったなぁ。先行は負けフラグが通用しない作品って、実際どのくらいあるんだろう。



これ以上書くとダラダラしそうなので締めに入りますけど、放送枠自体はキッズ向けの時間帯ながら、ある程度の年齢で見ても熱く、続きが気になる展開の連続。


年始の本放送が一度総集編になったのに対して寛容な気持ちを持ったくらい、プリマジは好きなタイプの作品で心掴まれてます!!



最終目標になるであろうグランドフェスティバルまでの間に、エキシビョンの後どういう過程を踏む必要があるのかは現地点では不明。


ですが、それまでの間にまだ筐体プレイアブルになってないあまねさんやみるきの更なる掘り下げは勿論、現段階だとプリマジスタではないであろうあうるも今後デビューする流れになるはず。


そしてラスボス枠のジェニファーも11話で突然の辞退宣言をしたのを始めとして、何らかの事情ありな模様。

・・・メタ的にはそんな彼女もいずれ戦線復帰する事になるでしょうけど、まずはどんな問題を抱えているのか、気になる所。



サブキャラクターだとやはり御芽河コーポレーションが所々気になる描写ありですし、12話ではコーデメイツを目覚めさせようと、溜めてたワッチャを一気に放出させようとしていたので、この先どう関わっていくのか。


後は前作プリチャンではほとんど無かった、橙馬、ひゅーいという施設関係者(チャンでいうユヅル、めが兄ぃ)ではない男性陣との絡みも。



・・・とにかく目が離せないですし、ひとまずは2クール目序盤の合宿編がどうなるか楽しみ!