今週「り」くんが入院して、手術した。
私は高校生の時に、開腹手術した。
副卵巣というすでに退化していて、機能は特にないらしいものが
卵巣にくっついていて、そこに体内の水がたまった。
テニスボールくらいに膨らんだそれは、
卵管ごとねじれ、生理不順と、痛みを起こしていた。
便秘も起こしていたから、痛みは全部便秘のせいだと思っていた。
なんだか眠くて、眠くて、部活から帰るとご飯中にも寝てしまってたり
していた。
病院へ行くきっかけは、部活にいきたくなかった朝、腹がいたくなったからだ。
たいして、痛くなかったが、行きたくないから
「おかあさーん、お腹痛いんだ・・・」と相談。
「病院、いこうか」と母。
「うん」私。
その日の検査で、即入院。
次の日手術だった。
「なんでわかったの?」と後になって母にきくと、
「なんか、いやな感じがしたんだよね・・・」と言われた。
さぼりたいだけの、おおげさに言っただけの言葉から
なんでそう思ったのか?
そして、なんでそう言われて、私も素直に病院へ行ったのか・・・
いまだに不思議
私に、そんな子どものことがわかっちゃう能力は、まだない。
でも、高校生の時の開腹経験から、
手術まで、終わってからのことが予測できたし、
「り」くんの、不安からでるさまざまな質問にも
素人だけど、答えを返すことができた。
無駄な経験ってないなぁ・・・って思った