いよいよ魔族の島ハイランディアに乗り込む一行。
ここから先は魔族の人たちとも戦わなくてはいけません。
魔族として育ったセリアのことを気に掛けるルスランでした。



その心配通り、魔族兵が次々と襲い掛かってきます。
セリアの心境は複雑でしょう。



魔族たちの村シモアへ到着しました。
ここでは住人がピニオン王派とブカリ派に分かれて争っていました。
お店もすべて閉まっています。



城へと向かうためにはワープゾーンを使う必要があるようです。
一行はシモアを後にし、東の祠を目指します。



東の祠に行くと、1人の兵士テバルヤがワープゾーンを守っていました。
セリアの知り合いのようです。



ここを通してくれるよう頼むセリア。



しかしテバルヤは自分はブカリ派なので、自分を倒して進めと言いました。



ここは戦うしかなさそうです。
セリアも覚悟を決めました。



戦いは終わりました。
テバルヤは以前のように過ごしたかったと願いながら息を引き取りました。



ブカリを倒すまでこんなことが続くのか。
セリアはそう思うのでした。



ワープゾーンを使い、ハイランディアの城までたどり着きました。



城の中には多くのピニオン王派の兵士が倒れています。
すでにブカリによって制圧されてしまったようです。



もうじき王の間にたどり着くというところで、1人の兵士が行く手を遮りました。



その兵士の名はクルジア。
王国随一の戦士です。
クルジアは言いました。
戦いこそが本分。ダレきった世の中には自分の生きる場所はないと。



そんなのはおかしい。間違っていると言うセリア。



ではその間違いを貴女の剣で正せと言うと、クルジアは襲い掛かってきました。



再び旧知の人物と戦わなくなっては行けなくなったセリア。
悲しみの中、剣を振るいました。



王の間にたどり着くと、そこではピニオンとブカリが戦っていました。



以前であれば後れを取ることなどなかったであろうピニオンでしたが、今のブカリはミリアから奪ったオーラで力を増しています。
その力の前に倒れてしまうのでした。



今まさにとどめを刺されようとしている所にセリアは割って入りました。



しかし、ブカリはある者を呼び出すと姿を消してしまいました。
その人物とは、いままで何度もナバルたちを助けてくれたあの獣人です。
すでに人間の心を失っているようでした。



その獣人、ウェアタイガーはこれまで戦ってきた相手とは比べ物にならないくらい強く、ナバルたちも苦戦します。



なんとか倒した時、ウェアタイガーの呪いは解け、元の人の姿に戻りました。



その正体はナバルの父、ハンネスだったのです。



ナバルの強くなった姿を見、安心したかのようにハンネスは息を引き取りました。



その様子を見ていたピニオンは、ナバルにブカリを倒すように頼みます。



ナバルはハンネスの形見の剣を手に取り、ブカリ打倒を誓うのでした。



そしてピニオンはセリアに魔族のことを託すと息を引き取ったのです。



ブカリを追って城の地下を進みます。
そこではこれまでにない強敵ばかりが現れます。



そしてついにブカリを追いつめました。



最後の戦いが始まったのです。



ブカリは数々の魔法を使って攻撃してきました。



しかし3人は力を合わせこれを撃退。
するとブカリの姿が変わっていくではありませんか。



ミリアから奪った魔族のオーラを使い変化したのです。



この姿になってからは魔法は使わなくなりましたが、その攻撃は強烈です。



苦戦を強いられましたが、最後の力を振り絞り倒すことに成功しました。



元の姿に戻ったブカリは言います。
どこで間違ってしまったのだろうかと。



ブカリが息を引き取ると、その体からまばゆく光る玉が飛び出し、どこかで飛んでいきました。



ナバルはミリアの下に戻ってきました。
光る玉はミリアの体に吸い込まれていったというのです。
ブカリによって奪われていたオーラが元に戻ったのでしょう。



ミリアの意識は戻ったようですが、話しかけても何の反応もありません。
ミリアの心は自分の中に閉じこもってしまったようです。



昔の楽しかった出来事でも思い出させてやれたら、きっと意識も戻るはず。



そう考えたナバルは故郷の村に戻り、ミリアとの思い出のブローチを掘り返しました。
ミリアがさらわれる直前に2人で木の下に埋めていたのです。



ナバルはブローチをミリアに手渡しました。



するとミリアは閉ざしていた心を取り戻しました。



そうして2人は生まれ故郷へと戻ったのです。



それを見届けるとセリアはハイランディアへと戻っていきました。
ルスアンもその後を追いかけます。
ずっと気になっていたようです。



コイズンの村。
その一角にハンネスの墓はあります。



ナバルはそこに形見の剣をそっと置くのでした。







今作のサブタイトルは「光と闇の姉妹」です。
おそらくこの姉妹とはミリアとセリアのことを指すのでしょう。
しかし、その件に関しては一切語られることはありませんでした。
同じ時に生まれた子どもをすり替えたとブカリは言っていたので、2人は双子の可能性もあります。
まあ、想像するしかできませんが。

第1夜でも書きましたが、今作の戦闘では行動を事前に十字キーに割り振っておく必要があります。
一応使いたい魔法やアイテムを設定してありましたが、戦闘中にそれを使うことはありませんでした。
唯一ラスボス戦で回復用のアイテムを使ったくらいです。
ほとんどの戦闘は殴っていれば終わります。
回復の必要はありませんでした。
序盤で手に入れた最強の剣のおかげかもしれません。
しかしアクティブタイムバトルなので少しもよそ見ができません。
緊張した戦闘が楽しめる作品でした。


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