本日二度目の更新です。
一度目の「お花の定期便」
未読の方はイラストもあるのでどうぞ
一昨日、続きのまま終わっていた
の続きです
一昨年あたりからずっと
行きたくて行ってなかった
面白そうな展示物のある
松戸の博物館です。
えっ、博物館って言ったのに
なんで団地の一角が?
しかも新しい最近のでなくて
高度成長期に出来た感じのタイプ!
私だけでしょうかね?
よそ様のお宅が夕暮れ時に
生活感漂わせる明かりがついていると
何とも言えない気分になるのは…。
ベランダ側もあります。
この展示物は
松戸市立博物館(千葉県松戸市)にあり
日本住宅公団(現UR都市再生機構)の
初期の団地の住戸を
復元したものが展示されています。
嬉しいことに中に入って
部屋の内部の見学や、撮影ができます。
テレビにステレオ、扇風機!
30年代って戦後すぐと違って
一般家庭の家電の普及がスゴイ。
今は時代の流れが急速っていうけど
当時(昭和30年、40年)だって
「10年ってするとこんなに違うのか」
って思う。
掃除機は私が知ってるのより
もうちょっと古いタイプだなぁ…。
ミキサーがある。お高そう!
それに、食器棚のなかに
サイフォンのコーヒーを入れるのがあって
なかなかの小金持ち具合を感じます。
入場料は大人¥350、
他にも松戸市の遺跡からでた
土器や石器が多く展示してあります。
よその博物館のレプリカがなくて
そういう所は博物館好きには高得点。
面白かったのは出土した石が
どこから来てるんだろうなー、いう
周囲の石の産地の図のようなもの。
私的にテンションが上がるのは矢じり系、
矢じりは黒曜石で作られるものは
(たぶん)品質がいいんですよね。
天然のガラスなので切れ味もいいでしょうし。
その次がメノウかな?メノウは硬い。
以前にどこかで
黒曜石はほぼ北海道からくる。
日本は北海道でしかとれない、
と聞いてましたが…←の部分
なんだ、上津島でもとれるし
長野のほうでもとれたのね~!
メノウもあのあたりでとれるのかと
そんなこと思いつつ…。
もうひとつ面白かったのは
虚無僧の特集しているコーナーが
ありまして…
虚無僧って知ってるけど
「正体」「実態」をよく知らなかった分、
なかなか楽しかったです。
人が少ない閉館手前にはいって
閉館時間になり
そのまま帰路につきました。
行く途中で見たクまだまだ現役な
集合住宅…味わい深い。
あー、団地、好きだー!
こちらはたぶんバブル期の
デザイン性の高い美しい住宅。
松戸市という土地は
江戸川をはさんですぐ向こうが柴又
ほぼ東京みたいな場所だと思います。
でも東京より住みやすそうで、
今車で街中を走っても
とても魅力的に感じます。
(個人経営の金魚屋が目立つ!)
帰りに取水搭がみえました。
戦後の高度成長期に
沢山の人が集まってきて、
それで少しでも住みやすい住居・
快適に通勤できる場所を求めて
松戸の高台に集合住宅の「団地」を
作っていったのでしょうね。
当時どれだけの家族が住んだのか…
団地のそばに住んでいた子が
「団地のやつらは家が狭いから
不要になったおもちゃはすぐ捨てる!」
「団地のごみ捨て場は、
まだ使えるおもちゃだらけで
宝の山だった!」と
語っていました…。
タイムスリップして…
ちょっと団地に行ってみたいです。
前編未読の方はぜひ!
コメントで、こちらの玩具の名前が
「お鷹ぽっぽ」というのを
教えていただきました。
あと土笛はスズメじゃなかった!
あんなに真ん丸なのにぃ!
フクロウなんだそうで
「モマ笛」っていうそうです。
やっぱりあわてて行って
時間内にみると、こうなるのね
反省!
でもコメント欄で交流できて嬉しかったです。
コメントありがとうございました
ではでは。
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