これまで「ナンカいけ好かない」と思うような人でも、持っているはずの良いところから学ぶことを心がけたいと書いてきました。
それは自分の視野を広げて成長する助けになります。
でもやっぱり「波長」の合う友と過ごすのは楽しいですよね。
この「波長」というものについて「きょうの言葉」にこう書かれていました。
「自分の波長を、ほかの人のなかに見いだすことが、人生の幸福の一つ。
人間には、まだわかっていない科学的な法則…体質とか、気質とかで、ぴったり理解しあえる人間とか、物の考えかた、感じかたがあるような気がする。
人生をゆっくり歩けば、ひとりや二人は、きっとわかりあえる友だちや作家にぶつかる」
(石井桃子 作家)
でも波長が合うかどうかは、その人と無心になってじっくり向き合わないとわかりません。
せかせかと話して、反応を急いではいけないのだなと思いました。
「人生をゆっくり歩いて」そんな友を見いだしたいと思います。
石井さんはウィラ・キャザーという作家の作品に出合って、その幸せを感じたそうですが
わたしならモンゴメリーでしょうか。
あなたには「波長の合う作家」はいますか?
何よりも、身近に「波長の合う人」がいて、気持ちを分かち合うことができれば、どんなに幸せなことでしょう。
写真は今、この町を明るくしてくれている街路樹、シマトネリコです。