サンク | 愛唄のブログ

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2013.12.6

癌申告されていた家のサンク。

血便が出て入院。

病院でも血下痢をしたらしい。

仕事が17時に終わって、面会行こうと思い準備していると妹から電話。

「サンクが…」

この言葉に嫌な予感。

あわてて病院へ。

家族の誰より早く着いた。

お医者さんに説明を受けながら

「サンク」

って言ったら頭をあげてこっちを向いた。

それがすごく嬉しくて…涙が。

母と妹も着いて。

もう歩けなくなっている。

呼吸もおかしい。

夜か明日には…って言葉を聞いて。

家に連れて帰ることにした。

妹に抱かれ家へ。

来週迎えるはずの誕生日のプレゼントにフライングで買ったベッドに横になった。

妹、お母さん、お父さん、リッチー、J、私に囲まれてあれこれ話しかけられたり、触られたり、心なしか優しい、気持ち良さそうな顔をしていた。

30分くらいすると…。

急に苦しみだし

呼吸が止まった。

みんなが見ている中で。

まだ8歳だったのに。

一緒に桜が見れるかなって思ってたのに。

9歳の誕生日を祝う準備もできてたのに。

乱暴だし

すぐ噛むし

家族みんな何かしらサンクにつけられた傷がある。

でも

私たちの手からおやつを食べる時はとっても優しいサンク。

私たちがでかけちゃうとさみしくて「キャーン」って泣いちゃうかわいいサンク。

帰ってきた私たちのところへ控えめに尻尾を振りながら、耳を横にしながらやってくるサンク。

お風呂上がりの私たちが大好きで必死に匂いをつけようとスリスリしてくるサンク。

素敵な毛並みのサンク。

足が長くてスタイルのいいサンク。

初めての場所はドキドキして吐いたり、下痢しちゃうサンク。

どんなサンクも大好きだよ。

おバカのようでお利口さん。

お利口さんのようでおバカなサンク。

生まれてきてくれてありがとう。

家の家族になってくれてありがとう。

最後に私たちのところに帰ってきてくれてありがとう。

病気が辛かっただろうに、戦って頑張ってくれてありがとう。

私はサンクに何かしてあげられたかなぁ?

私がサンクのこと大好きって気持ちはちゃんと伝わってたかなぁ。

2013.12.8

火葬だった。

サンクは雨が嫌いで。

雨が降ると散歩を嫌がってたから…

晴れて良かった。

今日まで私の部屋で眠ってたサンク。

その姿が見ることができなくなるのが辛い。

本当にお別れ。

目の前に骨壷。

またまだ実感が湧かない。

でも長男、次男。

リッチーとJがそばに居る。

この子たちとの今を大切にしながら

サンク

ラリー

アブス

のことも忘れないでいたい。

わすれられない。

みんな大好きだもんなぁ。

やっぱ寂しいし辛いな。