碓井法明オフィシャルブログ「本物をやろう!!」Powered by Ameba -517ページ目

酉年の「はばたき」キーワードに

今年は酉年。酉年の人はコツコツ働き、食いはぐれがないと言われるが、今の世の中コツコツまじめに働く者が報われる世の中にしなくては、まじめに一生懸命働く者はいなくなるだろう。日本の政治のシステムを「まじめ」・「正義」が勝つ世の中にしなければ明日はない。どの政党が、どの政治家が「本物」か見極める時期が来て久しい。

 さて、昨年はキーワードが”災“となったが、特に新潟中越地震では今尚、大雪とともにその災害に苦しんでおられる高齢者も多いと聞く。また世界では、インドネシアのスマトラ島沖地震(インド洋大津波)が起こり、二十数万人が死亡するという歴史でもまれにみる大災害になった。このような地球的規模の災害対策はどのようにすればよいのか。世界的にその対策を考えなくてはならない。今や人類はこの度のような自然災害、地球温暖化と環境破壊、食料危機など地球規模で早期に解決しなければならない問題を多く抱えている。イラク戦争や北朝鮮の問題は直ちに解決して、今は、有名無実となりつつある国連機能の再検討、又世界連峰の実現など本気に考える時期に来ている。

 ところで、今年は酉年で大いに「はばたき」がキーワードになればと想う。

(一)今年の広島の「はばたき」を三点あげれば、

㈰被爆六十周年

㈪広島市民球場の早期建設

㈫元気な広島を復活する為の州都広島の創造か

㈰今年で広島は被爆六十周年を迎える。筆者も三歳の時の被爆経験から、この世の中から人類の敵である核兵器は撲滅したいと思う。地球上で初めて被爆した広島としては核兵器の廃絶を求めるのは当然だし、人類の生存から考えれば、義務だとも思う。

㈪次に、広島市民球場の早期建設が必要だ。現球場又は貨物ヤード跡地に建てるにしろ早期に建てることだ。樽募金が日本各地で行われ、あれだけ市民の盛り上がりがある以上、何時、どこに、誰が、どのような方法で資金を集めて建てるのか。市長も態度を明確にしなければならない。広島市募債などの全市民の協力で新カープ球場を早期に建設しよう。

㈫次に、元気な広島復活の為の州都広島の創造だが、ここ数年広島は本当に元気がない。このままでいくと、中四国州となれば、州都は岡山になってしまうだろう。それでなくとも広島市はいわゆる札・仙・広・福の中で一歩遅れをとっているのだ。そこで州都広島論は、中国州の”雄“として二十世紀の元気な広島づくりの為にも全市民をあげて州都広島の創造に邁進するべきだと思う。

(二)さて、次に牛田三学区(牛田・牛田新町・牛田早稲田)の「はばたき」であるが、この三学区は見立山を中心に山に囲まれ、又前面を太田川の流れに囲まれたすばらしい自然があり、この環境を大切にし生かすべきだと思う。又毛利輝元が四百年前見立山に登り、広島の都市計画を行ったすばらしい伝統の発祥地であり、それらをこの牛田の財産として出発すべきであろう。又牛田には広島市で唯一の国宝不動院や、百三十年の歴史と伝統を誇る牛田小学校など、数々の歴史と味自慢の商店や近代的な教育・スポーツ施設もある。又「ほおずき祭り」など数々のコミュニティー行事もある。牛田三学区のはばたきのキーワードは「自然・教育・福祉・文化・歴史・スポーツ、又安心・信頼、生命を大切にするまちづくり」だろう。

(三)ところで牛田ニュースの「はばたき」を今真剣に考えている。

 「エコマネー」即ち「地域通貨」の導入である。人と人との信頼関係をより強固にしていく、住みやすい、安心したまちづくりをさらに推進するなど、これからの新しいコミュニティーづくりを支援する意味で「エコマネー(地域通貨)」の導入を検討していきたい。住民同士の介護や清掃、犬の散歩、パソコン教室、ゴミのリサイクルなど気軽に「できること」と「してほしいこと」を取り持ち、それらの善意に対価を支払うのがエコマネー(地域通貨)といわれている。そこで牛田ニュースは社協、町内会や商店街、学校、福祉施設などと、又賛同される方々と、「牛田ニュースエコマネー研究会」を早めに立ち上げようと思う。又表彰制度やモニター制度、ホームページの充実などなど、牛田ニュースも牛田三学区のまちづくりに今年、酉年も積極的に頑張ります。

 今年もよろしく。