画像処理のある種の目的にはコラージュがあります。
PCの進化に伴って背景の部分削除や改変が可能になったが、コラージュとは一線を画すものだったと思います。
アイコラの昔から、コラージュはお宅の世界と決まっていました。
Adobeさんのおかげで、画像処理はとても簡単になりました。
それとともに、コーラージュは一般的になってきたのだと思います。
そして生成AIの発展に伴い、それはフェイク画像・ファイク動画と呼ばれるようになりました。
生成AIによるコラージュはお宅の趣味を超えて、公人または私人を対象とした攻撃の道具として利用されるようになったのです。
少し使い方をを覚えると誰でもフェイクを流すことができるようになりました。
そこで、あえて画像処理ソフトを使う手作業のコラージュを!
Windows3.1の頃は16Bit Collarの画像を表示するだけで大変でした。
表示にとても時間がかかりました。
Windows95くらいから、32Bit Colorが難なく表示できるようになりましたが、Internet経由の表示だとデータ転送速度の関係でまだまだ16Bit Colorが主流でした。
Windows2000/Meの頃からInternet回線が光になり回線負荷も減って、24Bit・32Bit Colorが普通になりました。
WindowsXP以降は、回線負荷は問題ではなくなりましたが、PCの処理速度が急速に上がり、複雑な画像処理もストレス無く即時に行えるようになり、デジカメやスマホの高品質化に伴い、画素数も最低レベルが5MB位となるなど画質が高度化します。
Windows7以降は、処理Engineがクラウド化し、クラウドに接続してCloud Server上で処理を行いPC上は表示のみ行うスタイルに変わってきます。
結果、PCの性能はあまり必要ではなくなり、html5の導入と同時に回線が4G以降、スマホでもPCと同じ結果を簡単に得られるようになりました。
そして、現在に至ります。
少し前の5Gブームはいったい何だったのだろうか・・・。
回線に余裕があるのはいいことではありますが。
生成AIの発展で大規模投資が行われると期待している向きがありますが、クラウドの設備は、すでに過剰気味でその延長線上にあるものなので、それほど期待してもいいものか疑問です。
ましてや生成AI開発の現在の課題はサンプルの抽出法や再構成のアルゴリズムと出力内容の倫理判断のアルゴリズムの開発に移っています。
また、クラウドやデータセンターの最大の課題は、今も昔も安定運用ですので、クラウド上で動く生成AIも同じです。
計算処理が早いに越したことはないのですが、アルゴリズムの最適化で速度は上昇しますから。
左の画像①に右の画像(remove.bgで背景を消去した)②を合成します。
①にレイヤーを追加して②をコピペして位置・角度の調整後③、なじませてからレイヤーの統合④を行います。
※使用しているサンプルの人物画像は生成AIで作成した画像です。
※「Remove Background」が未導入の場合は、GIMP PlugIn「remove.bg」を使うを参考にしてください。