10月中旬、半年前に約束した旧友との伊豆大島観光の日が来た。竹芝21:30集合の後さるびあ丸に乗船。友人は客室には向かわず甲板でテーブル場所取り、宴会を開始する。友人は初めて東京湾ナイトクルーズを体験するとのことで、撮影に忙しい。24:00消灯後も会話は絶えず、声が響く和室を出て乗船客のいない椅子席にて25:00まで雑談。

 

さるびあ丸甲板ベンチにて宴会  

    

          岡田港到着、友人達は温泉入浴の後島内観光、私は磯へ

  

  

   差木地地磯より差木地港を望む

 差木地到着後、入磯ポイント探索に30分、タックルかついでゴロタ石や溶岩50m進むのに10分かかる悪戦苦闘の末、地磯先端到着実釣開始は7:30となる。この日も強風海は荒く、エサ交換に後ろを向いている間に背中に強い衝撃、大波を被る。釣り竿やタックルは流されていないことを確認。下半身はパンツまでビショビショ、ライフジャケットを着ていたこと、後ろ向きであったことが幸いした。でなければ全身ズブ濡れとなるところであった。波が洗った直後から磯足元は乾いていた苔がツルツルに滑る、スパイク持参が幸いした。釣戦一時中断、差木地港へ避難し場所移動とする。

 改めて差木地港内にて釣り再開。友人達と元町港にて昼食の予定があるため、片付けと移動の時間も考えて約一時間の釣りとする、遊んでくれたのは小物とフグであった。

 

差木地港先端より潮吹き岩を望む

 

小物と大型フグが遊んでくれた

釣果

  

友人達と元町港にて昼食

 

 神津島産焼酎「盛若」

 

 12:00元町港にて昼食のため集合。友人らは御神火温泉にて入浴、朝食の後、車にて島内一周名所めぐりをしたとの事。

友人は刺身定食、私はべっこう丼を食べた後、帰りの船内での宴会のための酒とツマミを購入にスーパー「べにや」にて買い物。島特産の酒を探し以前から注目していた焼酎で神津島産の「盛若」を購入、すっきりとした飲みごたえであった。船室に行くことなく、甲板ベンチにて下船まで歓談、東京湾に入ってからも行き交う船や景色に飽きることはなかった。自分単独での釣行の際は船室で休んでいるので下船まで甲板にいたのは初めてであった。18:00横浜港にて下船、この日は横浜から東京まで500人乗船とのことで横浜港大桟橋は大勢の乗船客が並んでいた、こんなに横浜から乗船するのは初めて見たデート帰りが多い、停船時間も予定の10分では済みそうにない東京湾夜景クルーズの人気を実感。

 友人達と再会を約束してみなとみらい線駅まで徒歩の後解散とした、友人は官庁建物やノスタルジックバーの撮影に忙しい。磯の怖さを思い知った釣行であった、しかしこれぐらいで怯む私ではない次回の釣行につなげたい。