12月歌舞伎座 昼の部 | うさ吉のきままダイアリー

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お芝居を観たり、おいしいものを食べたり、旅行したり、、、の感想を書き留めておく日記。そんなところ。

3階1列目。


八重桐の菊は力演であったがいつもイマイチこの芝居のおもしろさがわからず、というか自分が理解できてないためなのだろうが。珍しく団蔵さんが柔らかい役、こんなお役もいいですね。しかしなぜこの非力そうな時行の魂から坂田金時が生まれるの?紅葉狩の腰元岩橋といい嫗山姥の腰元お歌といいこの手の役は市蔵亀蔵兄弟の専売特許ですねぇ。芝浜革財布、菊五郎劇団だとこういう貧乏町人できる役者が揃ってるから安心して見ていられる。3年後の魁春さんのおたつ、菊五郎格子の手拭いを持ってました。さりげない女形さんの心遣いを発見。勢獅子でお姿を見せてくれたジャッキーは相変わらずかわいらしかった。芸者姿がほんにお似合いです。鳶頭の梅玉も粋、なんだけどエロジジィ姿がついつい頭に浮かんで困りました。しばらく梅玉見るたびに思い出しちゃいそう。


夏休みの最終日にやっつけで宿題をやり終えた気分。来年はもそっと早めに感想を書くようにします。

ではみなさま、よいお年を。