前回からの続きです。

 

キャンプ冒険仲間での三日目の朝・・・というか夜明け前。

 

シロクマ君は夜行性?なので、夜中にキャンプ場内のパトロールに出かけたりします。

この夜も鹿の声を聞いて飛び出したり。

草むらからガサゴソ音とが聞こえれば飛び出したり。

就寝時には私のテントと寝袋を占拠していたシロクマ君。

夜明けごろにはこの状態。

テントから追い出され外で寝ていた私の股の間で寝ていました(笑)

 

こういうところが可愛いんですよね。

 

本人は枕が欲しかっただけかもしれませんが。

 

おはようございます、シロクマ君。

なんかまだ眠そうですねぇ。

さあ朝食を作りましょう。

火を熾せ!

釜を焚け!

湯を沸かせ!

今朝の朝食はゴージャスな鰻丼ですよん!!!

ここ数年は好き屋のウナギしか食ってないなぁ・・・

まぁ、もともと大好物ってほどのもんじゃないから、特売品の売れ残り見切り品とかじゃないと買わないけど。

 

今朝はデザートにプリンパフェがつきます。

スイーツは大事です。

欲を言えば「しげたストア」のフルーツサンドが食いたい・・・

シロクマ君のデザートはアゲハ蝶の幼虫・・・

あぁ、鮮やかな緑色でグミみたいですよねぇ。

さすが野生児。

山にあるものは何でも食うわ。

 

語りの場で朝のコーヒータイムです。

管理人の松本さんが搾った山羊のミルクですよ。

昨日のミルクは塩味でしたが、今日のは甘めですね。

 

今日はお腹を壊しそうなのでストレートは止めておきましょう。

コーヒーで割ってカフェオレ風に。

管理人の松本さんによると、山羊のミルクの味が甘かったり塩味だったりと不安定な理由の一つに、その時に食べている餌の種類や青草の量が関係しているとのこと。

言われてみれば、牛舎で飼育している乳牛は人間が調合した配合飼料や、人が種から育てた栄養価の高い肥育用の牧草を食べているし。

牧場で放牧している乳牛も牧草だけ食べているわけではなく、やはり人間が与える餌も食べている。

 

もう一つ思ったのが、酪農家や牧場が牛乳を搾るときは、数頭から数10頭の乳牛から一斉に機械で搾乳しますよね。

中には数百頭単位で乳牛からミルクを搾ってタンクに保管します。

さらに、大手の乳製品工場へタンクローリーで出荷されて、それこそ数千~数万頭の乳牛のミルクがミックスされてしまい、各牛ごとの味の個性が平均化されてしまう。

 

それが良いことか悪いことかわかりませんけど、市販のミルクの味に個性が無くなるのもわかる気がします。

そう考えると、神津牧場のジャージー牛乳は貴重な存在ですよね。

神津牧場産のジャージー種のミルクだけをパックに詰めているわけですから。

スーパーで買う牛乳を集めて利き酒ならぬ利き乳をすれば、素人でも味や風味の違いがわかる美味いミルクですよ。

 

脱線はこのくらいにして、食後の運動に川で泳いできます。

昨日と同じくライフジャケットは装備済み。

山の斜面を降りて鹿角川に到着。

そういや、沢蟹採取して味噌汁の具にしようと思ってたの忘れてた(笑)

ダムの下に降りて水中へGO!

今回から防水のコンデジで撮影しています。

詳しくないけどOLYMPUS TOUGH TG-6とかいうデジカメ。

だから水中撮影もバッチリですよ。

わざわざ潜る必要はありませんが、今日も日差しが強くて暑いので・・・

水中から見る滝の落とし込み。

ちょっと濁って見えるのは、私が泳いで川底の砂を巻き上げたから。

 

今度は水中メガネが欲しいな。

度付きの水中メガネ(老眼鏡)って作れないのかな?

って、気が付いたらシロクマ君がいない。

また遊びに飽きて先に帰ったな?

体もいい感じに冷えたし、私も帰りますか。

シロクマ君がいないと熊が怖いし(笑)

 

最近マンガで「クマ撃ちの女」を読んでるんですよね。

北海道でヒグマ専門のハンターやってる女が主人公の話。

 

シロクマ君「おかえりなさい。遅かったですね」

私「先に帰って自分の家みたいに寛いでんじゃない!」

 

シロクマ君「(´・ω・`)ショボーン」

落ち込んでいるフリしてもダメです(笑)

 

川で運動して疲れたのでお昼寝します。

シロクマ君の寝顔、かわいいです。

白熊君も暑いだろうに、わざわざ歩いてきてピッタリ寄り添って寝ます。

まだ一歳なのに、実にあざとい子です(笑)

 

まったりと時は流れます。

シロクマ君と二人でいびきをかいて寝ていました。

 

夕方。

五右衛門風呂に入浴します。

さすがに川の水で体が冷えたわ。

いや、濡れた服着替えない自分も悪いけど(汗)

 

風呂上り。

お客さんが来て、シロクマ君が接客中。

さて、そろそろ夕食の時間ですね。

シロクマ君に豚のげんこつを焼いて・・・

おとなしく待っているシロクマ君えらいね。

今日1日私に付き合って遊んでくれたご褒美ですよ。

 

そんな感じでシロクマ君の注意を反らして、私は豚肉と野菜の炒め物。

味が濃い目なのでシロクマ君にはあげませんよ。

シロクマ君もだんだん骨を食うのが上手になってきたな。

ちゃんと両手で抑えてかぶりついてます。

腹も膨れたし、おやすみなさい。

明日には帰らねばならんのか・・・

なんか寝付けられん。

マリンランプの灯りをボーっと眺めて眠れない夜をすごします。

いや、昼寝したから眠くないだけか。

こういう時は、おやつを食べながら夜空の星を数えるのがイイ!

コールマンの椅子をリクライニングさせて、木々の間の空間から月と星を眺めて物思いに耽る。

その気配にシロクマ君が気が付いて、膝の上に飛び乗ってきた。

一人は寂しいのか、私に気を使ったのか。

優しい子だな。

涼しさを通り越して寒くなってきたから丁度いいです。

 

シロクマ君、めっちゃ重いけどな!

 

そのまま朝を迎えました。

シロクマ君が重くて眠れんかった(笑)

シロクマ君が暖かくて気持ちよかったからいいけど。

時々宇宙人の声で寝言いうのは怖いから止めてほしい(汗)

 

ダイコク、おはよう!

シャイなダイコク君はなかなか触らせてくれないんだよね。

 

それでも最近は手から笹の葉を食べるようになった。

ちょっとだけ心の距離間が縮まった?

 

朝食の準備のため焚火を熾こし、メスティンでお米を炊きます。

その間にランタンの清掃をやっておく。

メインランタンのコールマン639Cの中にはハチが入り込んでました。

小さいのでキイロスズメバチかな。

加圧式のケロシンランタンの爆光に誘われて近くを飛び回って鬱陶しいんだけど、叩き落とすのも怖いしねぇ。

まぁ、放っておけば「飛んで火にいる夏の虫」ですが、後の掃除が大変・・・というか、死んでいても触るのがいやだわ。

 

最後の朝食。

今日中にモービルクールの中身を食い切らないと・・・

余ったお肉とか。

余った野菜とか。

もらった野菜とか。

健康診断も近いから・・・まぁ、今更焦ってももう遅いか(笑)

 

山羊さんも朝食。

以前は大きな群れで食事していたので賑やかだったけど、子供たちが競りで売られていなくなって寂しいのかな?

山羊の食事が終わったら再びシロクマ君とお留守番ですよ。

管理人の松本さんがお出かけするのをリードに繋がれて見送るシロクマ君。

走り去る軽トラック。

シロクマ君が寂しそうに鼻を鳴らしています。

私はその横で昼寝です。

今夜の夜勤に備えて充電しなくてはなりませぬ。

いや、撤収は終わっているんですけど。

松本さんが帰ってくるまでここで寝てていいっていうし。

今から家に帰っても暑くて寝苦しいし、ここにいた方が快適(汗)

 

あきらめたシロクマ君が腹の上に乗ってきたので一緒に寝ます。

重いです。

メッチャ重いです。

でも可愛いからこのまま昼寝します(犬バカ)

落ちそうで落ちない微妙なバランスですね。

てか、これじゃ寝返り打てません(汗)

 

おやすみなさいzzz

 

おしまい!