みんなの中古車市場です

 

今日のトピックはこちら・・・

 

「AT車の駐車時にサイドブレーキは必要なの?」

 

こんにちは、AT車のサイドブレーキについてお聞きします。

私の家族は皆、AT車に乗っているのですが、駐車場ではサイドブレーキを引きません。車好きな親父が、「PはNに軽くブレーキをかけただけ」と言うからです。

祖母が初めてAT車を買ったときも、親父は駐車時のサイドブレーキは不要と教えました。おそらく、祖母はAT車のサイドブレーキの存在自体も知らないかもしれません。

家族の中で唯一、私だけがサイドブレーキを使います。教習所で、AT車でもサイドブレーキは必要だと教えられたからです。結局のところ、どちらが正しいのでしょうか?よろしくお願いします。(er34)

其の疑問、MJブロンディがお答えいたします!

ご家族はサイドブレーキを使わず、Pレンジだけでクルマを止めてらっしゃるんですね。父上の「PかNに軽くブレーキをかけただけ」というコメントのPはパーキングブレーキのPでしょうか?そうでないと意味が通らないので、たぶんそうだと思います。

つまり父上は、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)は軽くブレーキをかけただけの状態で、大きな固定力はないから、ガッチリ固定する力のあるPレンジに入れるだけで十分だ、とおっしゃっているのだと思います。

が、これでは、止める場所によっては若干不安が生じます。

なぜなら、Pレンジの固定力もまた、それほど大したものではないからです。Pレンジに入れると、オートマチック・トランスミッション内部の歯車に、爪状の形をした棒がひっかかります。これをパーキングロックポールと言います。

パーキングロックポールは金属製なので、それなりに丈夫です。ただ、ひっかける歯車の直径は、それほど大きなものではありません。小さな歯車に金属の爪をひっかけて止めているだけ、と思ってください。つまり、強い力がかかると、爪が折れたり、はずれたりする可能性があるのです。

駐車中に衝突などを食らえば、ほぼ確実に爪は折れてしまいます。爪は、折れたら最後、固定力はゼロになり、クルマを止める力もまたゼロになって、押せば自由に動くような状態になってしまいます。

一方、サイドブレーキは、それほど大きな力でクルマを固定しているわけではありませんが、たとえブレーキが多少滑ってクルマが少し動いてしまっても、摩擦力は発揮し続けているので、ずっとブレーキを引きずった状態は続き、固定力がゼロになることはありません。

その分、安全なのです。つまり、AT車を駐車するときは、教習所で教えている通り、両方をかけるのがセオリーです。

 

<以下略> 2012/4/11 13:08 オートックワンさんより一部転載(画像も)

 

 皆さんどう感じられましたでしょうか?中古車屋の立場からも全く同感、賛成です。パーキングブレーキを使用しない方が良いケースはただ一つ、雪国や寒冷地でパーキングブレーキを使用するとワイヤーやブレーキ単体が凍り付いて固着してしまい、動かすことができなくなる場合のみです。しかしそのような影響を受けない地域であれば積極的にパーキングブレーキは使用しましょう。おそらくこの話題でも今ならSNSで炎上しそうなくらいやり取りされるかもしれません。昨年左に寄って左折する車に対して自転車やバイクに乗る人との間で論争になったりしました。しかし、私も上記記事同様「教習所で教える通り(習った通り)」操作することです。

 

 自己流の運転操作を他人に押し付けてはいけません。右足アクセル、左足ブレーキもそうです。他人に言われたからとセオリーに則らないで起こした事故でもドライバーの責任です

 

 

中古車業界の最新ネタから、カーライフの楽しみ方、

ガソリン価格予想などお得な情報を配信しています。

ご希望の方はコチラのURLから簡単に登録できます。

 https://beast-ex.jp/fx4204/yfbtw01