タイミングが合わずに未見だった池松壮亮さんご出演の映画『よこがお』。
渋谷のアップリンクでやってるではないか!
見に行かなくっちゃ。
ホテルのある新宿から飯田橋まで総武線に乗って『極哩』でカレーを食べ、
飯田橋から総武線で代々木まで行って山手線に乗り換えて渋谷へ。
JRはほぼ変わってないから、まだまだ身体が覚えてました。
訪問看護師として働く市子(筒井真理子)。
丁寧で献身的な仕事ぶり、温厚で面倒見の良い人柄で患者や家族、同僚からも慕われていた。
医師・戸塚(吹越満)との結婚も決まり、公私ともにまさにリア充。
訪問先の娘たち・長女の基子(市川実日子)、次女のサキ(小川未祐)の勉強も見てやったりしていた。
そんなある日、サキが行方不明に。
無事に戻ったものの、未成年者連れ去りの犯人として逮捕されたのは市子の甥・辰男(須藤蓮)だった…。
甥の手引きをしていた、甥に性的虐待をしていた…。雑誌に有る事無い事を掻き立てられ、マスコミに追われ。
市子は仕事も住む家も結婚も失う。
彼女はささやかな復讐の為にリサと名前を変えて美容師の和道(池松壮亮)に近付くが…。
マスコミの過熱取材・過熱報道に加え、SNSでの拡散で情報はあっという間に駆け巡ります。
そこに悪意が加われば、間違った情報でさえも。
加害者家族の住所氏名、勤務先も瞬く間に白日の下に。
良い面もあるけど、悪い面の方が多数。
復讐を果たしたと思ったら…。市子のこれから先の幸せを願わずにいられません。






