神社ミッション | ゆったりのんびり風に吹かれて

ゆったりのんびり風に吹かれて

おきらく主婦の日々のあれこれ

最近、心屋仁之助さんのブログを読んでいます。
その中にあった、神社ミッション、私もやってみました。

(リンク貼れないので下にURL書いてみました。)
http://ameblo.jp/kokoro-ya/entry-11936120717.html

私、簡単にできるって思ってました。
お金あります。親からもらったお金が。

多くの方に顰蹙を買いそうですが実家は裕福です。
で、私が飛行機で帰省すると必ず交通費と言ってお金をくれます。
逆に親が泊りにくると「一宿一飯の恩」と言ってお金を置いて帰るのです。
「いらないよー」と断ると、ひっそりとお仏壇や床の間に置いていくので
帰ってから気が付くことが多いんです。


ホントはそれが嫌でした。
私は専業主婦ですが夫が真面目に働いてくれるおかげで
子ども一人と私を養うには十分に稼いでいるからお金の心配をせずに生活できているし、
結婚前は一人暮らしして貯金できる程度には稼げていたから
将来もあまり心配はないし、つまり自立しているんです。

その余裕のある中で帰省したり、親を呼んで旅行できているのに
お金をもらうって、なんだか一人前と認められてないように思いました。

それに、父の口癖は、「○○(私のこと)にはお金を使ってないから」
姉二人は私立の医学部に行き、私は国立の工学部に行ったので、
授業料が全然違うことを今でも言うのです。

本当は、お金を使うとかそんなことどうでよくて、
私はただ私の選んだ道を認めてほしかったのです。

父と同じ職業を選ばなかった私は、自分の選んだ道が
父親に認めてもらえていないのではないかと、
お金の話が出るたびに、心苦しくなるのです。

そして、親はお金で解決している、、ように思いました。
本当は、私が選んだ道を認めて欲しかった。
興味を持ってほしかった。
どんな仕事をしているのか、聞いてほしかった。
医者にならなくてもいいんだと、それでもいいと言って欲しかった。
でも医者にならなかったことを責められてるように、お金の話が
出るたびに思って重くなってました。

それに医者になった姉はお医者さんと結婚して将来は安泰(のようにみえる)。
でっも私は(ただの)会社員と結婚して将来は不安なんだと思われているみたいで、
それは、私の夫のことも認めてもらえてないみたいで悲しかった。

と、気になっているのは自分なのかもしれません。

そうそう、それでお金なんですが、親からもらったお金は
ぜんぜんありがたく思えなくて。
せっかく、こっちが出してあげようと思ってたのに、
親がお金を出したことでその気持ちがチャラになったみたいで、
お金でチャラにされたみたいで、もらっても嬉しくなかったです。

それで、神社ミッション読んで、親のお金なら5万くらい出せる、
と思いました。でもちょっとドキドキしました。

それで、3万円、やってきました。
出す瞬間はぜんぜんドキドキしなかったです。
誰かに役に立てば、盗まれてもいいやくらいに思いました。

こんなお金は、重みがないから、私じゃなくても誰かのために
つかってもぜんぜん惜しくないよ、と思いながら、ふと気が付きました。

親も、そう思っていた?
もしかして、このお金、気持ちよりもお金っていうだけ?
「経費」?
母親も、経費だと思っていたのかもと思って、
確かに、交通費とか、宿代とか、それなりの金額だけどそれ以上ではないし、
だいたいの費用に見合った金額をもらってる。

あれ、それに別に母は「気持ちをお金に変えて」なんて言ってない。
この前家に来てくれたときは「楽しい旅をありがとう」と添えて置いてった。

お金払ってチャラにしようなんて、私の勘違いだったんだ。。
なんか、そうだったんだーって感じ。

そして、それなら私もこのお金、経費として使わせてもらいます。

私は、お金は足りないわけではないけど、使わない(というか使えない)性格で、
自分のことを節約上手と思ってましたが、本当は、使えないのです。

自分のためには、それが欲しいか欲しくないかではなくて、
得するか損しないかで決めてました。

これからは、純粋に欲しいか欲しくないかで、買います。
そして損してもよいです。お金使います。
自分のために、子供のために、夫のために。


神社ミッション終わって、なんとなくおみくじを引きました。
普段なら、「凶が出たらどうしよー」と思ってよっぽどのことがないとひかないのですが、
そのときは、どうせ3万円奉納しているし、凶でもなんでもいいや、
と全然怖くなかったのです。
そして、出たのは「大吉」

大吉が出たのも嬉しかったですが、凶でもなんでもこい!と思えた心境が嬉しかった。
心配性の私でもそんな気持ちになれるんですね。

損してもいいって、こういうことなのかなって思いました。

心屋さんありがとうございます。