前回のつづきです(*^-^*)
心地よい気分でカフェを出て、
さあ、お家へ帰りましょっと歩き出そうと…出そうと…
あれっ? 私の体が前に進まない
…ん? 何か左の腰あたりが引っ張られる…ととっと
よく見ると私のウエストポーチの部品が
止めてある自転車の籠にきっちり引っかかっているではありませんか。
あらあら、取らなくちゃ~…って…
でも、おまけにどこをどうしたらこんなにきっちりと引っかかるのかと思うほど
ウエストポーチの部品が籠の網目にピッタリ入り込んで引っかかっており、
片手では到底外せなかったので、 「両手で」丁寧に取り外したのです。
なんだか「行くな!!」って止められてるような感じがするなーと思いつつも
外れて良かったよかった(*^^*)どちらも傷一つなく外れたよ。とほっとして
再び駅に向かおうとしたのです。
そう、ここで気が付いたら良かったのです。
「両手で」外せるわけなかったのですよ、本来なら。(何故ってのはあとでわかります。)
でも私はお待たせしている皆さんに申し訳なくて、さっと駅に向かおうとしたのです。
と、その時です。
今度は、突然私の左足に力が入らなくなるような感覚と、
前にぐっと押されるような力がかかったのです。
私は左前につんのめり、ヨタタタッとこけそうになるのを ようやっとこらえて
いったい何が私に起こったのか訳が分からないままも、
腰を低くしたままの状態で私は顔を右後ろに向けました。
横では、こけそうになっている私を気遣ってくれる皆様…
「えりなさん、大丈夫ですか? すごいよたってましたよ―!!」
でも少し笑いをこらえてらっさる…
でも、恥ずかしさよりも自分が大丈夫かと混乱の真っただ中…
私の目の前に飛び込んできたものは
心配してくれて声をかけてくださったその方が持っていた「傘」…
そう、白と紺の涼しそうな素敵な傘…
(ん?……ん?…)
私は自分の両手をまじまじと見つめました。
「…!!」
「傘!! 傘をカフェに忘れた!! 取ってきます!!」
そう、その傘はついこの間私の息子がプレゼントしてくれた
大切な大切な品物なのです。忘れたりなんかしたら大変なのですよ。
両手が空いているわけがなかったのです。手に傘を持っているはずなのですから~(^_^;)
あそこで気が付かないから傘に目が行くように軽く押して(?)くれたのです。
ありがとーございましたぁー (感涙)
忘れないで良かったですぅー
無事に傘を手に戻ってきたあと事情を皆さんにお話しました。
その後、私は笑いが止まらずに声も出せないくらいでした。
よたった自分の姿を想像してはおかしくて
傘を忘れているのをなかなか思い出さない私に業を煮やしながらも
何とか気づかせようとしている存在さんの気持ちが嬉しいやら
いまだに思い出すとお腹から笑えるのです。
いやー、本当に私は幸せものです。
でもでも、こんな<いたずらっ子>のような気づかせ方は初めてです。
一緒にいらしたかたの言葉をお借りしますと
「力ずくのメッセージもあるんですね~(笑)」…
こんなのって
いったいどちらの存在さんからのメッセージでしょう?
いったいどうしてこんな気づかせ方をされたのか…?
笑って笑って家に帰ったあと、ピンッと答えがやってきました。
そう、もうひとつとっても大事なこと、思い出したのでした。
(歳のせいか…物忘れが本当に多いこのごろ…気を付けねば~♡)
長くなりましたね…では、それは、次回に。
つづく