★第100話 復活阻止
合羽井テル
「クァイドゥールの言っていた
対戦中に作られていった
他者像といっても
複数目線を重ね合わせても
網羅しきれるワケ無いので
勝手なイメージになるのでしょう?」
「そこに自律思考が付くのですか?」
竜宮フェイザー
「デュエルをしていて 重要なのは
相手の思考が
こちらの発想内に収まらないからこそ
ゲームとして成立でしょう?
超えた部分を
どうやって再現するのですか?」 勝手に出現?
「パターンがあっても
把握しきってるワケないし
(遊歩は遊飛の思考を
推理で当ててたが><)
未知部分はザイオンみたく
何でも家具化可みたいな
極端な事にされるかも??」
合羽井テル
「ところで その
(自分の中の)他者像
が消えたらマズい
の話もするのでは…?」
竜宮フェイザー
「…」
「それは ユウディアスで やった?」
「落ち込んだ後
自分の内側に 同胞たちが
星々の様に 再現されました」
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★素
合羽井テル
「消滅時に 素が出て来ると
言われていたが
最後まで誇り高いベルギャー星人
である事を 崩しませんでしたね」 ディノワも
ズウィージョウは 人格を超えた素
である生命自体が出て来たって事?
竜宮フェイザー
「消滅時 素は
クァイドゥールでしょう」
合羽井テル
「全く美化 しないんですね><」
合羽井テル
「遊我が オーティスに成ると
言った時点で」
「未来に成ってから
またベルギャー星人を
作ろうとしないのでは?
もしくは戦闘命令を加えないのでは?
なので
ベルギャー星人・ユウディアスも
消えるか(上書きで無かった事にされる)」
「ずっと戦争して来た 歴史では無くなるので
同胞・ユウディアスの性格が
急に変わるか(上書きされる)
という異変が起こるのでは?」
竜宮フェイザー
「オーティスは アスダマです」
合羽井テル
「アスダマが分離して
ベルギャー星人を作り 戦わせる事は
避けられないと?」
竜宮フェイザー
「変わっていない様に見えて
変わってしまっているのかも知れない
よく観察したらユウディアスも
ユウディアスの内面に再現された
同胞たちの性格も」
合羽井テル
「怖ΣΣ」
竜宮フェイザー
「未来から来て
ベルギャー星人が
太古から居た事にしたのも
既に上書きですよね」
合羽井テル
「加上説??」
竜宮フェイザー
「変わってしまってる版なら
上書きされたその差分が
問題に成って来るのでは…」
合羽井テル
「変わってしまった経緯が
辿れたとしても?」
種の寿命ベルギャ 第100話
『死者蘇生は 使ったら駄目らしい』
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★神格化 (アポテオーシス)
ヘレニズム期以前の君主崇拝
古代エジプト(ファラオ)
メソポタミア(ナラム・シン)
エジプト新王国以降
全ての亡くなったファラオは
オシリスとして神格化された
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ギリシアの英雄信仰では
英雄がオリュンポスの一員になったとか
神になったとはされていないため
後のローマ帝国での皇帝崇拝とは異なる
英雄の持つ力は限られている
そのため英雄信仰は本質的に冥界的であり
その儀礼は
ゼウスやアポローンの信仰儀礼よりも
ヘカテーやペルセポネーのそれに近い
例外
ヘラクレス アスクレピオス
神としても英雄としても信仰された
夜間に冥界的儀礼を行い
翌日の日中に生贄を捧げる
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前任者を神格化する事で
自身もその人気にあやかる
アポテオーシスという用語は
亡くなったリーダー
(暗殺・殉教が多い)を
超人的に描くことを比喩的に表し
その人物の生涯に付きまとっていた
全ての過ちや批判を
帳消しにする効果がある
神格化とは
敵を打ち破った英雄が経験する
意識の拡張><
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★皇帝礼拝
古代ローマにおける
皇帝の神格化および 礼拝行為
ディオクレティアヌスは
国への帰属心が薄れつつあることを危惧し
皇帝権力の強化と
愛国心の定着を図るため
自らをユピテルの子であると宣言し
民衆にローマの神々を礼拝することも
義務づけた
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★シバッフ第三惑星
・草の神
草祖草野姫(くさのおやかやのひめ)
草祖は 草の祖神の意味
・巨石崇拝
人工物(巨石記念物)
への崇拝に転化しうる
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★パンテオン
フランスのパリの5区
聖ジュヌヴィエーヴの丘に位置
18世紀後半に
サント=ジュヌヴィエーヴ教会
として建設され
後にフランスの偉人たちの
遺体を祀る墓所・墓廟となった
フーコーの振り子の実験が
行われた場所でもあり
現在も天井からつるされた振り子が
1日の時を刻むよう展示されている
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★アッティラ
(Attila 406年? - 453年)
フン族とその諸侯の王
中世ドイツの『ニーベルンゲンの歌』
などの叙事詩には
エツェル(Etzel)の名で登場
テュルク・モンゴル系民族に
属すると思われる
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フン族は強力な騎馬部隊を率いる
蛮族としてその名を轟かせており
東進の過程で アラン族やゴート族
の王国を滅ぼして住民を虐殺し
生き残った者たちも配下の兵士とするなど
多くの部族を従える立場にあった
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北欧ではむしろ英雄視される傾向にあり
サガやゲルマンの『ワルタリウス』や
『ディートリヒ伝説』などの複数の民間伝承
およびそれらから派生した
『ニーベルンゲンの歌』などでは
アッティラが偉大かつ聡明で寛容な王
として登場
これは「(北欧の)フィンランドは
フン族が作った国」という説が
広く信じられてきた影響も大きい
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ゴート族による呼称で
「父親(atta)」の縮小詞
カール大帝が属するカロリング朝自身も
アッティラの子孫を称している
一説に カール大帝は
アッティラの雲孫の曾孫
(アッティラから数えて12代目)
とされている
(Wikipedia)
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