お盆ですね～
これは先月のお話です～
うちのアパートの駐車場から、大きな通りに出るまで、
しばらく住宅街の細い道を走ります。
近くには、
中学校や幼稚園があり、
少し離れた小学校の通学路でもあり、
かなり気を遣いながら、ユルユルと進みます。
７月のある日、買い物に出ました。
ふと見ると…
路肩の縁石に男性がしゃがんでいました。
昼間の暑い中…長袖長ズボン…
ちょっと…パジャマみたいな感じ…
「あんな日陰も無いとこ～熱中症大丈夫かしら～」
帰り道…
同じ場所に…男性がしゃがんでいました。
途中、雨降ったのに❗❗
「ずっと居たんじゃないよね❗❔」
「まさかね…」
又、別の日…
夫とヒロと朝の散歩に出掛けたら…
又…路肩に男性…
チラッとしか見ていませんから、
同じ男性かは分かりません。
しかし、
平日、
何も無い路肩に、
ぼんやりとしゃがむ男性…
やっぱり…違和感が…
私が、
「あの人、熱中症大丈夫かしら…」
と、呟くと…
夫が、
『ん？ああ…大丈夫だろ…』
その後…
謎が解けました…
私は知らなかったのです…
男性がしゃがんでいた場所の、
住宅の奥に…
お墓があることを。
散歩の帰り、パンを買って～
ゆっくり帰って来たら～
黒の服装の集団が、住宅の間の細い道へと入って行きました。
驚く私に、
夫が、
『新盆だからだろ？』
と。
今の住居の地域は、
７月の１５日前後をお盆とする、『新盆』が主流なのだそうです。
『喪服着てるって事は、初盆なんだろ…』
路肩には…
又しても男性が❗❗
ああ…
あれ、やっぱりパジャマなんだな…
そっか…初盆なんか…
夫は、
『いくらなんでも、熱中症にはならないだろ～(笑)』
そうだね…
熱中症にはならないね～(笑)
けっこう『普通』に居るから…
分からなかった❗❗(>_<)
その後、
しゃがんでいる男性は居なくなりました。
３０半ばから４０前半くらいかな…
夫といると、こんなん普通なんです。
ヒロも、
いきなりドアの前でひと鳴きして…
誰か通るのをよける様にして…
一点を…ジーッ…
ワンワン吠えない時は、
夫か私の関係者だろう～と。(笑)
『生きてるのも、死んでるのも…ひとつづき』
怖くはないけど、謎が解けてスッキリしました～
って、お話です。