誰かのため | 山に帰ろう!卵巣がん3C治療記tubameのブログ

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平成25年3月に突然腹水が溜まり卵巣がん発覚。試験開腹、抗がん剤PI6クール後の、10月に原発摘出オペ。現在も抗がん剤治療が続きます。
山歩きが大好きな山女、いつかまた山に戻る夢を見てます。

病状はそれなりに‥

嫌だけどどうにもならない

痛みのなかった箇所に感じる違和感やら
なにやら‥

でも痛みのコントロールはできている。
今は点滴とテープ
呼吸もゆっくりならまだ大丈夫

昨日もタクシーで、午後から外出帰宅してみた。

ここは患者の意向が最優先なので
コンパクトな点滴を小さなバッグに、緊急時の鎮痛剤、動悸の薬を持って。

もう大した事は出来ないけど
毎月の引き落としのとか、長男に引継ぎしないといけない事‥‥

でも薬の所為なのか、ボケてやることに無駄が多くて、片付けは少しも進まない。
昔の年賀状の箱から出てきた、子供達の幼い頃の写真を見て嬉し泣きしたり、
いつか整理しなきゃと思ってた領収書の束とか、服とかアクセサリーとか、目につくものにきりがないから、やっぱり昨日も諦めた

慌てているようで嫌だけど
もう時間が無い。
あれだけ子供達ができるだけ困らないようにと思ってたのになぁ
結局この有様が情け無いです。

もうできないものはできないのだ。

仕方ないですよね

買っただけでロクに使わなかったストールとかマフラーとか、彼女が使ってくれたらと引っ張りだしたら、一つを自分で使うと言ってくれた長男

私の全てのゴタゴタを背負わせても
ニコニコと平気な顔で頑張ってくれています。

彼に会った上司は、息子さんはしっかりしてるから大丈夫と言ってくれたけど
大丈夫なわけがありません。

どうか子供達の心が壊れないように

そのためならなんでもするのに。

私は子供達のためだけに
まだ頑張ろうと思います。