緩和ケア内科外来 | 山に帰ろう!卵巣がん3C治療記tubameのブログ

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平成25年3月に突然腹水が溜まり卵巣がん発覚。試験開腹、抗がん剤PI6クール後の、10月に原発摘出オペ。現在も抗がん剤治療が続きます。
山歩きが大好きな山女、いつかまた山に戻る夢を見てます。

昨日は14時から時間休をとって
車で病院へ
この時間の、国道はさほどの渋滞もなく約1hで到着

メンタルが落ちて、医師との面談が億劫に感じて、時間まで駐車場の車の中でぼけっと過ごした

緩和ケアのDr.は優しい
運動部系のハキハキとした印象で、
呼吸器で救命にもいたらしく
元QQの私の思いに寄り添ってくれようとしてくれる。

発症して最初にかかった、地元のプライドが高いだけの高圧的な医師、その後の大学病院の担当医師達、大学病院を放り出されてお世話になった診療所の医師、免疫治療の医師等々
数々の医療者にお世話になってきた私

それぞれの医師は、みな忙しく、私の心に寄り添ってくれる人は、高額の免疫治療の医師を除いていなかった。

QQ時代に、様々な現場活動で出会った医師達の、人となりってやつを見てきましたからね。

医師のすべてが、優しくて、思いやりがあって、人間的に尊敬できるなんてわけがない。みんな普通の人間だからね。

何も期待していなかったから、若い研修医の心無い言葉にも、いちいち傷ついたりもしなかった。

医師の前で、痛みも辛さも弱さも出せず、(だって泣くとすぐに心療内科に行けって言うから)ここまで頑張ってきたけど、もうそんな事我慢しなくてもいいんだと思うと安心する。

診察室で面談しながら、これからどうやって過ごしていきたいか、最期はどうしたいか、苦痛は取り除いてもらえるか、安らかに逝けるのか等々

心に澱のように溜まった思いを少しずつ吐き出して、受け止めてもらって、ビービー泣いた。

いくら泣いても、Dr.は、私の心が一休みするまで気長に待ってくれました。

ここは何も我慢するところじゃありません。思った事すべて口に出してくださいね、あなたの最後の生き様を支えて助けて行く事に全力で臨みますからねって。

ストーマももしやる事になれば、もう仕事は諦めないといけなくなると思うから、迷っている事も伝えた。

Dr.はすべて私の思いを優先してくれます。

頃合いをみて、言われた一言


自殺はしないでくださいね


心を見透かされたその瞬間に号泣してしまった。

子供達は大人になった
もうさほど親の加護は必要ない
これまで仕事も子育ても一生懸命全力で生きてきたつもりの私
発症してからも、辛い治療を頑張って続けてきた。
そろそろ寿命のリミットなら
受け入れるしかないんだろう
でも最期に苦しむ事も、子供達に負担をかける事も嫌なんだ。

悲惨な現場を数多く経験してきた分
余計な知識は持っているから

つらくなったらここにおいでねって
言ってくれた。


医師の言葉でありがたいと思ったのは初めてかもしれない。


私の場合、
ストレスフリーなポジティブな生き方ができてたら
こんな病気にはならなかっただろうなぁ

生まれ持った性格は
どうにもならないか‥‥(~_~;)


北京での卒業式を終えた長男が
夜の便で羽田に戻る。

元気出して迎えに行かなくちゃ