交通事故に遭って首に重傷を負い、前足が動かなくなった子猫のことを数日前に書きました。その後どうなったのでしょうか。特に気になる人はいないとは思いますが、続報です。

 

 

レモンちゃんが10日ほど前から入院している犬猫病院の一角。ここは猫病棟です。

 

 

レーザー治療を得意とする病院で、子猫はこれまで3回レーザーを使った治療を受けました。一時は全身状態が良くなくて、生きられる確率は30%と言われたレモンちゃん。最近は食欲も出てきました。

 

明日とりあえず退院させて、わが家で預かることになりました。面倒を看ていた女性が実はコロナに感染してしまい、今家で療養しているのです。緊急措置として、わが家で面倒を看ることになりました。でもYは、そのままわが家で引き取ることを画策しているのかもしれません。

 

ところで、レモンちゃんを家で引き取りたいYは、今いる3匹の犬が邪魔だと思っていることが昨夜判明しました。ときどき夜中に吠えるので眠れないと言って怒りました。1匹だけなら問題ないと言うのです。2匹をお寺にやってしまえとか、新しい飼い主を探せとか。実際お姉さんの友達の女性がチワワを欲しがっているというので写真を送ったらしいです。でも、欲しいのは子供2匹のうちの1匹だけだと言うので断念したようです。子供の2匹は仲良しの兄と妹なので、3年も経って引き離すのは可哀想です。

 

夜中に吠えるといっても小さいチワワです。大きな声ではありません。しかも少しの間吠えるだけです。近所迷惑にもなっていませんし、もちろん苦情もありません。ただ、彼女は繊細な神経の持ち主です。犬の声がするとすぐに目が覚めて眠れなくなることがあるのです。

 

彼女が犬を嫌うもう一つの理由があります。3匹のうち1匹は亡くなった妻カタイが飼っていた犬です。その子供の2匹はMと暮らしていた頃に生まれた犬です。つまり、2人の女への嫉妬心から3匹を嫌っているというのが見え見えです。犬を見ると、私がかかわった女2人のことが浮かんでしまうのでしょう。犬に罪はないですから困ったものです。

 

「犬と私とどっちが大事なの!!!」・・・昨夜Yは女性特有の、よくある迫り方をしました。1匹は8年、2匹は3年飼っている犬です。自分の子供のような存在になっています。簡単に人にあげたり、ましてやお寺に追いやったりするわけにはいきません。彼女が猫が大好きなように、私は犬が大好きなのです。

 

 

ひとしきり犬の悪口を言い、Mの名前まで今更持ち出してきて怒りを見せたYですが、今朝はケロッとして「ごめんなさい。昨夜は私が勝手な酷いことを言いました」と謝りました。そして・・・

 

「3匹の犬はそのままでいいですから、レモンちゃんを引き取ってもいいですか?」

 

あなたなら、どう答えます?「子猫が飼えれば夜中に犬が吠えても大丈夫なんですか?」と言いたくなりませんか?ま、世の中、夫婦なら妥協して生きていくしかないのでしょうね・・・

 

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