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大阪万博予定地を空撮してわかった不都合な真実「 このままじゃ間に合わない!」

 

FRIDAY 2024年6月18日(火)

8時00分 配信

 

5月下旬、会場の夢洲(ゆめしま)を空撮すると、

いまだ工事が始まってもいない空き地だらけ。

 

 

まずはこの写真を見ていただきたい。開催まであと〇〇ヵ月に迫った大阪万博の開催予定地・夢洲を5月下旬、上空から撮影したものである。

 

 

 

【大阪万博におカネが ・・・?】

「子供がお腹をすかせて・・・」

大阪市のショボすぎる小学校給食・・・!

 

    万博を推進する日本維新の会共同代表の吉村洋文・大阪府知事(右)と

                    同党常任役員の横山英幸・大阪市長

 

 

                                                                             ’23年6月

 

 

                                                                             ’23年6月

 

 

                                                                           ’23年10月

 

 

                                                                           ’23年12月

 

 

                                                                             ’24年3月

 

 

                                                                             ’24年3月

 

大阪市の公立小学校で出された給食の例。親からは〈おかずが少なすぎます〉〈量を増やす事はできないのでしょうか?〉などの意見が(市のホームページより)

 

 

 

各所の説明は下記の通りである。

 

◆ 静けさの森

会場内の憩いの場を目指す「静けさの森」では、来場者が小道を散策したり、休憩したりすることができる

 

◆ 大屋根(リング)

大阪万博のシンボルに位置付けられている「リング」は、完成すれば世界最大級の木造建築物になる予定だ

 

◆ ウォータープラザ

ここでは、水と空気をテーマにしたショーが連日開催される。海水を使用することで環境に配慮するという

 

◆ シグネチャーパビリオン

各界で活躍する8人のプロデューサーが主導する展示エリア。落合陽一氏や福岡伸一氏らが選出されている

 

◆ 公式参加パビリオン

世界各国が参加を表明している最大規模のパビリオン。最先端の医療機器や乗り物が展示される見通し

 

「開幕は来年4月。多くのパビリオンがそれまでに工事を終えられないだろう、というのが市の職員の大半の見立てです。各国が出すパビリオンのうち、最もポピュラーな?『タイプA』※説明※は出展予定53ヵ国のなか、14ヵ国は施工業者すら決まっていない。すでにメキシコやエストニアなど3ヵ国が参加を取りやめており、5月末にはアルゼンチンが撤退を検討していることが明らかになりました」

(大阪市職員)

 

課題は会場内部に留(とど)まらない。

 

「来場客を会場まで輸送するシャトルバスの運転手も全然足りていない。他にも問題が山積していて『もう、どないもならん』というのが我々のホンネです ・・・・・・ 」(同前)

 

トラブル続きの大阪万博を、政治ジャーナリストの安積明子氏が猛批判する。

 

「見通しの甘さによって予算は1250億円から2350億円に高騰。350億円かけた木製リングは万博が終わればすぐに解体予定です。大阪万博は今の短絡的な日本を象徴している気がします。旗振り役の日本維新の会や吉村洋文府知事は万博を開催したという実績が欲しいだけ。自分たちが掲げている『身を切る改革』とはほど遠い結果になっている」

 

開催自体が危ぶまれるが、前出の大阪市職員は「延期はできない」と下を向く。

 

「海外の来賓客のアテンドがすでに始まっているのです。中止となれば、要人たちの予定をすべて変更しないといけない。たとえ開幕までに工事が終わらなかったとしても、強引に開催するでしょう ・・・・

・・」

 

壮大なテーマを掲げる前に、まず足元にある問題を解決することが求められているのだが ・・・・・ 

 

『FRIDAY』2024年6月21日号より

 

 

 

 

 

 

 

 

おかずが少なすぎる!大阪市の小学校給食が

「あまりにショボすぎる背景」とは?

「お腹をすかせて帰ってきます」「目を疑う量です」と保護者から   クレームも おカネの使い道の優先順位は正しいのだろうか ・・・・

 

FRIDAY 2024年05月24日

 

  万博を推進する日本維新の会共同代表の吉村洋文・大阪府知事(右)

                                        と同党常任役員の横山英幸・大阪市長

 

〈(子供が)お腹をすかせて帰ってきます。唐揚げは1個しかないようです。豆のおかずも2粒、チーズ1つ、これで1品はおかしくないでしょうか〉

 

〈メインのおかずが目を疑う量です〉

 

これは、公立小学校の給食に怒る親たちが大阪市に寄せた声だ。大阪市の公立中学校では’14年に給食の量が少ないとの苦情が出て問題になったが、今度は小学校の給食でもクレームが頻発している。

 

「最近では市の教員がSNSで〈給食のおかずの量が少なくなっていて

7分目以下に盛らないと足りなくなって来る〉と発信するなど、そのショボさが指摘されているんです」(全国紙在阪記者)

 

今年3月の給食の献立(写真6枚目)は、おかずが「きゅうり、豆、関東煮」。昨年12月(同4枚目写真)は汁物以外におかずが1品と育ち盛りの子供には物足りないだろう。定刻までに大量のおかずを作りきれない業者のミスも何度かあったそうだが、問題は調理の方法だけではない。

 

「背景にあるのは給食費の安さです。小学校の給食費は大阪市が全額負担し、日額は小学校低学年で287円、中学年290円、高学年293円

。金額が違うのは主食となるパンやご飯の量が違うためで、おかずの内容や量は同じなんです。物価高騰にもかかわらず、今年度のアップ額は小幅でした」(大阪市の学校関係者)

 

給食コンサルティングを手掛ける管理栄養士の金子明子氏は、献立が貧相に見える背景をこう指摘する。

 

「大阪市の日額では材料費だけでギリギリでしょう。自治体の考え方で給食の内容に大きな違いが生まれます。食に対してしっかりと考えているところは、給食費が安くても無農薬の食材や(安価で栄養豊富な)地域の作物を使う努力をしている。手作りメニューを揃えるなど、充実した食事が出るんです」

 

給食を担当する、大阪市教育委員会事務局の回答はこうだ。

 

「給食の食材に関してのご要望を頂いていることもあり、できる限りのご提供はするようにしています。物価高騰の動きも踏まえながら給食水準の確保を念頭に置いて献立作成をしています」

 

大阪の市民オンブズマン『見張り番』の一柿喜美氏は市政の問題を指摘する。

 

「今の時代、成長期の子供に食べるのを我慢しなさいなんてありえない話です。その一方で、大阪万博などにはおカネがどんどん注がれている(大阪市の万博への負担額約748億円。給食費年間総額約61億円)。市政を担当する大阪維新の会が、予算の使い道の優先順位を間違えているのではないでしょうか」

 

子供たちが、ひもじい思いをすることだけはないようにしてもらいたい。