オズの魔法使いとロリータ

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この週末、異彩を放つマンガに魅かれてしまっていたのは否定できない。

オズの魔法使いは、確かグリム童話ではなかったはず。
そこにまず注意が行くとともに、オズの魔法使いについて思い出した。

小学校の頃、芸術鑑賞会みたいなので、学校に劇団四季かどっかが来て、
オズの魔法使いを見た記憶がある。
その後、読書を趣味にした僕は、オズの魔法使いには続編がたっぷりあると知った。

最近の劇団四季の公演ウィキッドが、オズの魔法使いに関連する話だと知った時、
そのことを思い出して、続編を購入して読もうかなあと思っていたが、
機会に恵まれず、絶版になってしまった。

マンガというのは、大まかに世界観をつかむためには大変ありがたいメディアで、
本屋さんでこの本を見つけたときは、飛びついてしまった。

冒頭に書いたとおり、グリム童話ではないという違和感は外れておらず、
かなり大胆に登場人物の設定をアレンジしてある作品だった。

ドロシーやウェンディ(ピーターパンの登場人物)不思議の国のアリスなどは、
ある意味ニンフェットの象徴であり、清い少女性を持つというイメージがある。

ところで、ニンフェットとはウラジミール・ナボコフの小説、「ロリータ」での
造語であり、14歳くらいまでの少女のことだったと思う。
妖精のような魅力というか、なんというか、そういうことだったと思う。

大学に入ったころ、ロリコンの語源となったロリータが今でも簡単に手に入る
小説の題名だと知り、大学生協で買い求めて堂々と読んでいた。

それを読むことによって、「ロリータ」という本よりも変態性の高い本は、
この世に存在することが分かった。「ロリータ」という小説自体は、
ロリコンな人が好むものではないだろうな、ということを感じることができた。


本筋に戻ると、ドロシーの職業など驚きの脚色を加えられた本作ではあるけれど、
物語の筋は、感動に値するものであり、オズの魔法使いの原作者である
ライマン・フランク・ボームの想像力には脱帽した。

また、このマンガの作者であるかずはしともさんもなかなかの
エンターテイナーだなあと思った。

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