幸せだった付き合う前。

横浜駅の交番前に10時に待ち合わせした。
まともにデートなんてしたことなかったからどうすればいいかわからなくて…

それでも何でもいいよって言ってくれた。
車道側は必ず俺が歩いて…

何すればいいかわからないからとりあえずゲームセンター行って幸奈がリラックマのぬいぐるみを取って。

それで男として取らなきゃまずいと思って俺も取ってプレゼントして…

好きじゃないカラオケ行って…

みなとみらいのワールドポーターズのスタバ?で休憩して冷えた両手を幸奈は包み込んでくれた。
温かかった。


そんな懐かしい思い出を思い出してるとこんな時間になってしまった。

ふふ…

今は歌上手いと言われるようになったな。

今の俺の歌を幸奈が聞いたら何を言ってくれるだろうか?

全部遅いんだよね。

大切さに気付くのも愛に気付くのも喜んでほしいから覚えた全ても…

今更だよね。

幸奈、俺には邪魔者が多すぎる。
俺のポジションって意外とモテるんだ。

一番かっこいい奴には寄ってこないけど狙えば落とせるってレベルの俺は意外とモテるんだよ。

邪魔でしょうがない。

俺は幸奈だけを愛している。

でもお互い変わったよな。

俺は金髪や銀髪にして派手になったし、幸奈は太ったし…

今でも忘れられない…
去年の6月に会った妊婦のような幸奈。

早く忘れなきゃな。

どうせ二度と振り向いてくれないんだ。

だから俺も荒れてるわけだし…

わかってるけど認めたくない。

あの日々は本当にあったんだ。

思い出すと憎くなる。

愛は憎しみに変わるって本当なんだな。

憎くてしょうがない。

だが憎くて恨む前に自分を切って血の流れに任せるよ。
そうすれば生きている実感に変わるだろ。

幸奈、君が成人式の日どんな姿だったかを知りたいよ。

17歳の頃から成人式の話してたよね。

一度でいいから見たかった。

バイト先の美人な女性と話してても楽しく感じないんだ。

やはり俺はまだ探してるんだ。
2008年6月28日を。

若かった。

だから間違えた。

もう間違えないから。

だって二十歳こえたんだ。

いろんなものを見てきた。17歳の頃とは違うから。
別れてすぐ迎えた19歳、俺は君の大切さに気付いたんだ。
そして二十歳になった今、後悔する度に左腕に傷を刻む。

最後に付けたキスマークの位置は刺して傷痕として今も残してある。

忘れたくない。

いや、忘れられたくない。

覚えていてほしい。
ずっとずっと覚えていてほしい。
リアルに書かれた男運ないとか、そういう悲しい事言わないでほしい。
1年1ヵ月を無駄だったみたいな言い方しないでほしい。
俺にはかけがえのない幸せな日々だったから。

ずっと一緒にいたかった。

免許取ったら買い物行こうと約束したのにまだ行ってないじゃん。
ハロウィンのディズニーランドも行ってない。
まだ成し遂げてない事が多すぎる。

俺はまだ君を忘れられないんだ。

キモくてもいい。

俺は本気で愛した女は幸奈しかいないのだから。
俺の存在で苦しめてきた人がいた。
俺がいつまでも元カノを忘れないから、片思いで終わる人がいた。

それが辛かった。

元カノと一緒にいたいという思いだけで自分を磨いてきた。
勉強もした。

だけど、それが自分を不幸にする。

他の人を好きにさせて自分に負担をかけるんだ。

叶わない片思いをさせて何もできない俺。

だから俺の存在は人を不幸にするって思ってた。

でも違う。

不幸になるのは俺だけだった。