2024 J1リーグ 第10節。

前節、湘南ベルマーレにアディショナルタイムでの、大迫ー武藤のコンビネーションで決勝点を挙げ勝利した神戸。

今節はリーグ3連勝を目指して、ホーム ノエスタでの京都サンガFCとの一戦。


写真:神戸公式



神戸は現在4位だが、首位町田とは勝ち点2差と射程圏内にある。

対する京都は敗戦が続き19位と予想外に苦しんでいる。

首位を狙うチームと下位からの浮上を目指すチームとの勢いの差がどう出るのか。


神戸はケガで出場がどうなのか不安なメンバーもいる。武藤が自ら「たぶん、折れてる」と骨折を示唆し、本多が指を骨折していると聞くが、本人次第では出場可能との事で、無理はして欲しくないが、重要なポジションだけに居てくれると戦力は格段に違う。


今日のスターティングメンバーは以下の通り。


武藤はケガの痛みを堪えての出場。相手の後ろからのチャージが怖い。


本多は様子を見ながらの出場か。無理して出る事が無い状況を作ってもらいたい。

汰木が久しぶりにベンチに戻ってきた。佐々木、宮代が好調なだけに簡単に戻れるポジションはないが、攻撃に層の厚みが増したことは心強い。


神戸のキックオフで前半開始。


京都が開始から積極的に攻撃を仕掛けチャンスを作り、神戸がリズムを掴めない状態が続くが、少しの隙間で反撃に出たいところだ。


20分すぎて神戸にも攻めるチャンスが出て来た。序盤かき回されたが、ここから落ち着いて神戸らしさで攻撃してもらいたい。

やや形勢が逆転して神戸が一方的に攻めるがフィニッシュが決まらない。


流れがある中で得点を挙げたかったが、京都も踏ん張って無得点に抑え、前半はスコアレスで終わるのかと思われた、アディショナルタイム1分。

初瀬のロングスローを宮代が頭で落とし、最後は大迫が押し込んだが、オフサイドの可能性があるとの事でVARが介入。

判定はオフサイドとなり、ノーゴールとなった。

しかし、このプレーの前に京都にハンドがあったと再判定されPKとなった。


PKのキッカーは大迫。

ゴール左下に蹴ったが、GKクにセーブされた。


惜しかったが、この流れを後半にも持ち込みたい。


前半はスコアレスで終えた。


後半も前半の開始と同様に京都が攻める。

51分には抜け出した京都の原が巧みなシュートを放つが、山川がスライディングしてゴールを阻止した。


55分、CKから原がヘディングで押し込んだ。

京都が先制した。

マークに付いていた扇原が前に入られてフリーで撃たれた格好になった。

神戸は前半押していただけに痛い失点だった。


59分には大迫がPAで倒されたかに見えたがノーファールの判定。


神戸が攻勢に出るが京都も懸命に防いでいる。

シュート数はここまでで25本。撃ってはいるが得点に結びついていない。もう一踏ん張りだ。


73分、佐々木とパトリッキが交代した。

チャンスボールが来るが、パトリッキの最後の精度が足りていない。


83分、初瀬に代えて汰木を投入した。

汰木は柏戦で負傷して以来8試合ぶりの出場。

試合勘が心配だが、テクニックで凌げるか。


アディショナルタイムは4分。

神戸がボールを持つと、この時間でも京都の選手が詰めてくる。


最後までゴールを狙ったが、最終形が作れず試合終了❗️

大量のシュートが空砲となった。

大迫の2度のVAR判定が得点に結びつかなかった。



3連勝はならなかった。


下を向かず次戦の名古屋戦に全力を注いで欲しい。