頼朝さまの宿命星③ | 高橋有利恵*愛五行の和*言葉家歌連

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家庭星は助け合いの星③
これは、フィクションです。




性格を静と動で言えば、動の働きをされた源義経さまは、表立ってはっきりとした活躍をされました。
人気はありますが、静の頼朝さまの隠れた部分の働きがあっての鎌倉幕府開府ですから、物事の最初は見落とされやすいということでしょう。

まるで、家庭をしっかり守る女性と、外で働き活躍する男性の、在り方のようですね。


宿命星の家庭星【印綬・正官・正財・食神・比肩】は基本的に相手に尽くす助け合いの星。
宿命星の社会星は、外仕事の星ですが、【偏財】以外の【偏印・偏官・傷官・劫財】は競い合いの星。
家庭星は豊かな心で成幸する星。社会星は生き続けるために必要なお金を得て成功する星。

これを政治で例えれば、地方分権は、相手も尊重し、助け合い信頼して平和な政治。
中央集権は、競い合い、自我を表現し勝った者のする政治。

時には、急流・激流・逆流のような人生を歩まれた頼朝さまにとっては、鎌倉幕府を作られたことは、何よりも、大きな喜びだったことでしょう。

いくさをするより、話し合いを好まれて、朝廷とも、なるべくいくさにならない道を探して進まれたのでした。