https://tanakaryusaku.jp/2024/06/00030891https://tanakaryusaku.jp/2024/06/00030891




市民178人がきょう26日、小池知事を刑事告発した・・・といっても学歴詐称ではない。容疑は公職選挙法違反である。

 告発状などによると小池知事の容疑はこうだ―

 去る5月28日、都内市区町村の8割にあたる52市区町村の首長が、「都知事選への立候補を期待し支持する」という立候補要請文を手渡した。

 小池知事が都内の市長会、区長会に対して「出馬要請に名を連ねるよう」依頼したのである。

 自治体の副市長や部長クラスなどは都からの出向だ。東京都は莫大な予算を握っており、知事はそれを差配する権限を持つ。

 ある市長は拒否した場合の報復を恐れ、要請を受け入れざるを得なかった、と述べた。踏み絵である。

 小池知事の行為は、公職選挙法136条の2第2項1号、同法第239条の2第2項が禁止する職務上の地位を利用した選挙運動(事前運動も含む)にあたる。