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話す力をメインにした講師力、コンサル力について、理論だけではない実践的学習の場として、「売れプロ」を選びました。
あらゆることを言語化し、タイムリーな話題で聞いている人を楽しませ、笑わせ、絶対に退屈させない。聞いている人の気持ちや思考を考え、瞬時に空気を読んで、「場」を支配する、そんな青木先生の講義は、それ自体が、先生が売っておられる商品のデモンストレーションです。
売れっ子弁護士から大学教授まで、多士済々の最高の受講生仲間が、切磋琢磨しながらも、和気あいあいと楽しく学んでいます。
売れプロ10期生の中小企業診断士、藤本心平(フジモト シンペイ)と申します。
7回目の投稿をさせていただきます。今回は、中小企業診断士(以下、診断士)の仕事のおもしろさについて、お話したいと思います。
【診断士は人生100年時代の理想の仕事】
①診断士ほどおもしろくてやりがいのある仕事はない
業績悪化の会社をV字回復させ、調子の良い会社は更なる発展段階に導き、社長を笑顔にし、社員全員から感謝されます。経営者の悩みに寄り添いながら、徹底した現状分析により、社長が気づいていなかった外部環境の変化を見つけ出し、社長が気づいていなかったお会社の長所(強み)に光を当てて、お会社を発展させるお手伝いをします。
さまざまに発生している事実を拾い集め、つなぎ合わせて課題を整理していくと、本質的な問題点が見えてきます。少しずつ成果が表れてくると、こちらの提言に懐疑的だった社長の目の色が変わってきて、一緒になって取り組み始めます。社内全員を巻き込んでお会社を活性化し、個人もお会社も成長していきます。
社長からの信頼と社員の笑顔が、何よりの報酬であり、やりがいです。全身全霊で打ち込める仕事です。
②とにかく自由だ!
こんなに自由な仕事は、ほかにないと思います。自分の行きたい方向に自分で研鑽を積んで、自分の理念を実現していけばいいだけです。何年かかってもいい。定年はありませんから。上司もいません。
1)好きな分野を深掘りできる
私自身は、経営全体を洞察しながら課題解決に取り組むゼネラルコンサルタントを目指していますが、得意な分野を磨いて、尖った分野を持つことも必要です。企業のライフサイクルという切り口で見ても、創業支援、経営革新計画策定支援、BCP策定支援、事業再生支援、事業承継支援など、いろいろな分野があります。業種という切り口では、自分が経験した業種や新たに関わっていきたい業種の専門性を高めることができます。
目指す分野の研究会に参加したり、その分野に興味のある診断士とネットワークを築いたりして、好きな分野で尖っていけます。
活動地域も自由です。故郷に帰って地域振興をしてもいいし、被災地の復興をしてもいいし、海外展開の支援をしてもいいんです。1つのニッチなテーマに特化して、全国展開もできます。全都道府県に診断(士)協会がありますので、協力が得られます。
2)ビジネスモデルは自分が決める
診断士には、他の士業のような確立されたビジネスモデルはありません。自分としては、いくつかの企業と顧問契約を結んで、経営者の想いを良く理解し、次々に生じる経営課題に対して経営者と一緒になって解決策を考え、継続的にそのお会社の発展に貢献していければ理想だと思っています。
その仕事の収入の多寡ではなく、巡り合えた仕事に全力で取り組んで、その中から人の縁ができたり、自分の得意な分野みたいなものが見えてきたりして、自分のビジネスモデルができていくのかなと思います。
中小企業診断協会が発行している「2022診断士手帳」によると、標準的な中小企業診断士の報酬は、(1)診断業務9.8万円/日、(2)経営支援業務11.3万円/日、(3)講演・教育訓練業務11.9万円/日、(4)顧問料16.1万円/月となっています。これに加えて、補助金や助成金獲得の成功報酬、原稿執筆料など、収入源も多様です。
③一人じゃない、診断士ワールドの一員になる
試験に合格するまでは、診断士は孤独に何でも一人でこなすのかと思っていたのですが、合格してみると、成功されてる方ほど横のつながりが強いことに驚きました。各都道府県に診断(士)協会があり、その中での活動や各種研究会がテーマごとに実にたくさんあり、実務に直結するレベルの高い活動を行っています。ここで得られる人脈は貴重です。皆さん本当にフランクで、何でも教えて下さるし、真剣に人生を考えている同志という印象です。
一人ですべての分野を得意とすることは不可能なので、自分の不得手な分野は、その分野に秀でた他の診断士、あるいは他の士業・専門家に協力を仰ぐことになります。皆、信頼できるパートナーを探しているので、まずは自分が他から頼られる得意分野を持つことが大切だと思っています。
④年齢制限・定年なし、学歴・専攻・経歴不問
サラリーマンはどんな仕事をしていても、定年になれば会社を去らなければなりません。また、出身学校・専攻、車内の経歴等で今の職場が規定されています。そういう状況を一度リセットして転身したくなった時、年齢制限・定年なし、学歴・専攻・経歴不問の診断士の仕事を考えてみる手はあります。体力と能力があり、成果を出せれば、年齢も学歴も関係ありません。自分の一生をかけて追求したい、好きなテーマに没頭できる仕事です。人生100年時代の理想の仕事です。
私の次回投稿は3月上旬を予定しております。
中小企業診断士 藤本心平