コンテンツの作成で意識したいこと ~プログラミング言語「Python」の人気から思ったこと~ | 『売れプロ!』ブログ -「売れる」「稼げる」中小企業診断士に-

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こんにちは。売れプロ8期生の五島勇樹です。



Pythonというプログラミング言語をご存じでしょうか?IT業界では近年、機会学習やディープラーニングといったAI(人工知能)関連用語が、ビックワードになっています。そのAIと共に人気急上昇中のプログラミング言語がPythonです。以下、マイナビニュースからの抜粋です。

これまで長期に渡ってJavaが2位のポジションをキープしてきたが、2019年はPythonがJavaを抜いて2位についた。

引用 マイナビニュース | GitHubの人気プログラミング言語、PythonがJavaを抜いて2位へ

https://news.mynavi.jp/article/20191112-922010/

 

 

プログラミング言語Pythonの人気

Pythonの誕生は最近ではありません。1991年生まれですからおよそ30年ほども前になります。なぜこのPythonが近年のAI人気と共に注目を浴びるプログラミング言語となったのでしょうか。
Googleで検索すると人気の理由を挙げるサイトを多数見つけることができます。まとめると以下の3つです。

理由1.将来性(転職市場の案件の多さ、年収の多さ)
理由2.AI開発の需要の高まり
理由3.使いやすさ(分かりやすさ/利用できる環境やツールが豊富)

理由1の将来性は理由2の需要の高まりが原因と思いますから当たり前に感じます。
理由2でなぜAI開発の需要の高まりがPythonの人気に繋がるのかですが、
これは理由3の"使いやすさ"にあるかと思います。


使いやすいと言われるPythonの特徴

1つ目の特徴は、シンプルな文法であることです。
他のプログラミング言語と比較して、効率よくコードを書けて、記述ルールも厳格です。
誰が書いても同じような記述になり、書いた本人以外でも読みやすいため、
"分かりやすく学習しやすい"ことに繋がります。

また2つ目の特徴は、Pythonを利用できる環境やツールが豊富なことです。
PythonがWindowsやLinuxなどのOSをサポートしていることや、
クラウドサービスがPythonの利用環境を充実させてきていること、
ライブラリと呼ばれるプログラムで実現したいことを支援する機能が豊富なこと、

これらが、"やりたいことの準備がすぐにできる"ことに繋がります。



人気の理由は、AIの開発プロセスにおいてPythonの特徴がマッチしたこと

AIはITとの親和性が高いと思いますが、AIの開発者が必ずしもITに詳しいわけではありません。
AIの開発者にとってのITとは、自分の考えを具現化する(自分の考えた計算ロジックをAIとして形にする)ためのただの道具です。


AIの開発者は、その具現化作業を試行錯誤することでAIの予測精度を高めていきます。
利用するITが、分かりやすく、試したいことをすぐに実行できることが、AI開発プロセスにとって重要であり、その結果として、プログラミング言語にPythonが採用される機会が増えた。
また、AI開発の需要が高まりとともに、プラットホームやライブラリもより充実してきたことが、追い風となったのだと、私は推測します。


賢さよりも、使いやすさ・分かりやすさを念頭に

Pythonの生みの親であるグイド・ヴァンロッサム氏は、2018年に職業プログラマーからの引退を表明しました。最後に勤めていた会社はDropBoxです。そのDropBoxの記事の中で彼はこう述べています。

かしこいコードはたいてい短くて暗号のようであり、個人のために個人によって書かれますが、他人がそれを読み解くことは困難で、メンテナンスもほぼ不可能です。

グイドはこれを「カウボーイコーディング文化」と呼びました。
彼は開発初期においては迅速に実装できるといった価値があることを理解しましたが、それが時間の経過とともに持続可能ではないことを知っていたため、彼は穏やかな方法でそれについて話すことを決めました。

引用 ITmedia | Pythonの生みの親、グイド・ヴァンロッサム氏が職業プログラマーからの引退を表明
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1911/02/news016.html


 

プログラムソースの書き方について述べているのですが、この考え方は他のコンテンツ作成でも応用できるかと思います。

 

コンテンツの作成時には、その内容が如何に優れているかや、少しでも賢さを見せたい。といったことに固執しないこと。

それよりも、独りよがりなものにならないように、そして参考にする人がすぐに理解して利用できるようにすることを重視した方がよいと感じた次第です。

※SIerに勤める私は最近、仕事の中で「賢いと思うけど、その意図を読み解くことが困難なプログラムコード」と出会いました。疲れた時にこの記事に目に留まったので本記事にしてみました。自分が賢いコードを書けるからみんなが分かるように気を付けよう!という意味合いではありません、念のため。