今日は久しぶりのお客さんが来た。
どんな人かというと
近所であちこちに借金を作って、払えなくなってしまったおじいさんだ。
我が家はタバコを貸していたんだ。
「1カートンなら最悪香典と思ってあきらめる」
これが家族の会話だった。
昨年は、年金が入ると支払ってくれていたのだが、今年になって資金繰りが悪化したらしい。
1月以降に貸したものが、5カートンあって6月の年金日になっても回収できなかった。
そしてとうとう私が切れた!
督促状を作ったんだ。
今月支払わなければ「月5%の延滞金を上乗せする」みたいなやつ。
そしたら、おじいさんビックリしたんだろうな~
まさか近所の商店からそんなこと言われると思っていなかったみたい。
実家に相談したんだろうな。
おじいさんの妹同伴で支払いにきたよ。
本人に支払えって金渡すと使っちゃうからだろうな。
たぶん、この時全ての借金を清算したんだと思う。
それ以来、全くこなかったんだ。
それが、今日現金でタバコ買いにきたよ。
いつも朝から酒飲んで酔っていたのに、今日は正気なんだ。
正気だと気弱そうな、いいおじいさんなんだ。
これからは現金主義で生きて行って欲しいな。
ちなみに我が家の対応は・・・
この人に頼まれて貸した場合、貸した本人が集金に行くように!と言い渡してある。
なんで・・・??
両親は断りにくいみたいなんだ。
それと自分は集金に行かないでいいと思っているから!
ちなみに、私は電話でタバコ配達を頼まれた時、現金をくれないなら配達しないといって断っていた。