この映画、観たことなかったんですよ。
ずーっと、ずーっと。
なんでか分かりませんが・・・
内容もあまり知らず。
でも、賛否両論が出てたのは知ってて、なんだか観る機会もなく観なかった・・・のかな?

けれども、テレビでやってたので(正確には、勝手に流れていただけ)、最初はスマホいじりながら、途中からはしっかりと。

色々な意見があるのだろうけど(とくに、ホロコーストに関してる話だし)、すごく良かった。
実際にあんなだった・・・軽い感じで描かれている後半だけど、最後の最後に子供目線だったのだな・・・と。
この映画のことが書いてあるサイトとかみると、最初から子供目線ってことだったらしい(気づいたら流れてたので、その辺が分からなかった)。
喜劇的な映画ではあるけれども、私が生まれる前、ずーっと前の映画なんかを感じさせる。
どこが・・・と言われても、分からないのですが。
喜劇の中に悲しさと温かさがあるあたりなのかな?
主演・監督も努めたロベルト・ベニーニのお父さんは、強制収容所にも2年間いたそうで、たぶんそういう話も聞いていて辛さと恐怖の生活だったという事は聞いているだろう。
どのような状況でも生きるそのものが美しいのだ・・・と、生きているだけで、人生はすばらしい・・・と。

とても、いい映画でした。
今度は、最初から観たいです。