久しぶりに、アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」を観ました。
1960年の映画。
アラン・ドロンはもちろんフランス人俳優で、セリフのほとんどがフランス語です。
しかし、舞台はローマとナポリ近郊のモヘンジベロ・・・・・・イタリアです。
アラン・ドロンがとても美しい
内容は、サスペンス物。
マット・デイモン主演の「リプリー」と原作が同じです。
「リプリー」は観ていないけど、「太陽がいっぱい」とどうもラストシーンが違うらしいですね。
「太陽がいっぱい」と原作ともラストシーンが違います。
さて、「太陽がいっぱい」の話に戻ると、やっぱりラストシーンが一番の見どころです。
これからの人生がキラキラしたものになる・・・・・・と思っているトム(アラン・ドロン)。
すべての物が手に入ったという、すがすがしい顔です。
それと同時進行で、露呈してしまう犯罪。
なんとも切ないラストシーン。それを盛り上げるようなニーノ・ロータの音楽。
その途中のストーリーはどうかというと、これまた面白いのです。
是非、みなさんに観てほしい作品。
・・・・・・で、余談なのですが、ほぼフランス語で進行する映画のところどころにイタリア語が出てきます。
ちょいとイタリア語の勉強をしていませんでしたが、何言っているのかところどころ解かる。
これは、嬉しい発見!!
繰り返し聞いていたイタリア語CDや、ただ聞き流していたNHKイタリア語会話。
ぜんぜん、私、覚える事ができないなぁ・・・なんて思っていたけど、頭の隅に記録されているんだろうな。
あぁ、もっとイタリア語を勉強するために辞書とか本が欲しい。
本屋さんに行っても、英語・韓国語・中国語・フランス語はあるけど、イタリア語に関しての本が少ないんだよなぁ。