先週の日曜日に両親にカミングアウトしました。
自分がゲイであることを。
もう親に会うたびに彼女のことを聞かれるのが嫌だったんです。
結婚はしないのだとか、話をはぐらかすのにも罪悪感を感じていました。
(そのとき自分は彼氏のことを少し脚色して話してました)
つい3ヶ月ほど前からゲイバーでバイトを始めたこともあって、
ゲイである自分にすっかり慣れてしまっていたんだと思います。
少し軽く考えていました。
きっと分かってくれるだろうと。
俺は自分の親があまり偏見を持っていないのを知っています。
上手な両親へのカミングアウトの方法などという録音したラジオを何度も聴きながら、
あぁこうすれば上手くいく…などと。
まぁ実際話してみて思ったこと。
理屈じゃない
上手なカミングアウトなんてないんだ。
もっと感情的な話だったのです。
親を泣かせました。
傷つかない親なんているはずがない。何か勘違いをしていました俺は。
現在では自分がゲイを受け入れて前向きに生きている分、相手にどれだけショックを与えるのか考えがいたりませんでした。
そもそも今のタイミングで言う話だったのか。
30歳、40歳過ぎてから言ったほうが、「あ~やっぱりね」って感じでダメージ少なかったのではないかと。
自分の彼氏を親に紹介したいという思いがあったので、何か焦っていたのかも知れません。
一方的なカミングアウトは自分勝手だったと感じざるを得ませんでした。
「私たちの夢を奪った」
母親からはそう言われました。
どちらかと言えば、言わなければ良かった。
親不孝者です俺は。
その夜、彼氏を呼び出し、カズくん(彼氏)は泣いている自分を慰めてくれました。
事情を話すと、「自業自得じゃーん」って…
まぁ、そうなんだけどさ。もっと優しい言葉をかけておくれ。
そういえばこのブログだって自分の親が見る可能性もあるんだよな。
そう思うとちょっと怖い。