日経平均が爆落。でも庶民は冷静です。
日経平均を構成する225銘柄、特に半導体銘柄や値がさ株が反落したのが原因のようで、約4000ある上場銘柄の6割以上はむしろ反発したらしい。
そろそろ日経平均そのものが指数として参考になりにくくなってきましたね。まぁ約2000銘柄を反映させたTOPIXも下げてるけど。
スタンダードとグロースは上昇しています。僕のような資金力の無い庶民にとってはホンワカ(*´﹀`*)できる相場でした。
ウオッチングしている銘柄もほとんどが上昇です。青線以上の銘柄で参戦しています。
最近ね、日経225ETFの出来高が増えているそうです。7月に入ってから欧州の機関投資家が参入してきて、その後アラブのオイルマネーが入ってきて、さらにカナダの機関投資家(年金機構)が参加しました。みんな指数買い&バスケット買いです。
今後ドル高円安は収束方向に向かいそうで、さらに日本企業が投資や株主還元などに姿勢を改善しつつあること、そして足元の業績が良いことが好感されているようです。
長期系の機関投資家が東京市場に戻ってきたタイミングが重なったために、日経平均が急激に爆上げしたのですが、これは短期系の機関投資家達も想定外だったようで、慌てて日株の買戻しをかけたのが急騰に拍車をかけたようです。
まぁそれにしても日経平均の上げは急すぎたので、今日1000円下げても皆んなは「まぁ、そりゃあそうだわ」みたいな受け止めです。
日経平均爆上げの恩恵を受けなかった庶民投資家達は値がさ株からこぼれ落ちてきた資金の恵みを今日享受した感じですかね。
ちなみに海外の長期系機関投資家達は今後も少しづつ日株のポートフォリオ比重を上げるつもりだそうです。
そうなると日経平均上昇だけでなく(金融資金の流入を通じて)円高に振れて行くかもしれませんね。米国系の投資信託は相変わらず好成績ですが、こと今年に入ってからを見ると、先進国の中で東京市場の成績(日経平均)が抜群に良いです。そうなるとこれから始めようとする人達も含めてNISA資金が日本に回帰するかも知れず、そしたら円高が急激に進むかもしれませんね。どうせFX系の投機で「円買い」が始まるだろうし。