あー、なんだ
「男爵」の話ですな。
面倒くさくなってきたが、コンプ目指して頑張ります。
④男爵(バロン。男爵夫人はバロネッタ)
「だんしゃく」って言われると何を思い受かべるでしょうかねぇ?
取り敢えず「髭男爵」は省略しますね。嫌いではないですけど本筋から離れてしまいます。
ちょっと前に湖池屋さんから「超高級男爵芋からさらに選別して作った今までにないポテトチップス!」というのが発売されまして、朝の情報番組だかニュースなんだか(どうでもいいが、事故や戦争の映像にBGM付けるのは日本以外の先進国では禁止されているのに、「海外では~」「アメリカでは~」って言う頭悪い人たち何も言わないの不思議。*情報操作に該当するので、民主主義国家ではまず見ない。フィリピンとか台湾ではあるから民度の差かもしれない)で放送されていた。
「こんなに美味しいんですよ~」って、お金かけて料理してるのだから不味かったら資本主義の原理としてダメだろう・・・
貼っておくので興味のある人はどうぞ。
現在は『完売』『生産休止』でございます。
あと男爵と言えば、「あしゅら男爵」かぁ・・・
永井豪の「マジンガーZ(とそのシリーズ)」に登場してくる敵の中堅幹部なのだが、顔の右半分が女性で左半分が男性というもの凄いインパクトのあるキャラクターで、多分だが「一度見たら忘れられないアニメ・漫画のキャラクターといえば?」で日本人に訊ねれば間違いなく上位に入る(ただし、キワモノ枠になるだろうが・・・)だろうという超強力な存在感のある敵である。
女性が話すときは北浜晴子(アニメ界では有名ではないが・・・でも「みなしごハッチ」のお母さん役だったなぁ、「奥さまは魔女」のサマンサの声を充てていたレジェンド。残念ながら昨年亡くなられた)さんが担当し、男性が話すときは柴田秀勝さんという戦国武将みたいな名の声優さんが充てていた(私の頭の中の柴田氏と言えば「銀河鉄道999」の機械伯爵、「機動戦士ガンダム」のデギン・ザビ公、「銀河英雄伝説」のミュッケンベルガー元帥なので物語の大物&大ボスばかり演じているイメージである。「ゲゲゲの鬼太郎」の西洋妖怪のラスボスのビッグベアードとかもそうらしい)。
じゃあ両方が一緒に話している時はどうなっているの?
という質問に答えますか・・・
答えは
「ふたり一緒に喋っていた」
です。
ただし!「女言葉が優先されていました!」
(ノ・ω・)ノ{オオオォォォ-!
どういうことかと言うと、例えばへまをして上司であるドクター・ヘル(作中で謝る相手は毎回必ずドクター・ヘル)に謝罪をする時・・・
男性声「ドクター・ヘル、どうかお許しを!」
女性声「ドクター・ヘル、どうかお許し下さい!」
と二人の声が重なっていた。
これは「科学戦隊ガッチャマン」のベルクカッツェ(こいつも強力なインパクトのある敵である)でもそうなのだが、日本の女言葉は男言葉より語尾が長くなる傾向にあるので、聞いているとどうしても「女性言葉が耳に残る」のである。
残念ながら最近では女性言葉で話せる声優さんやリポーターが少ないので、私が子供のころなら女性は言わなかった言葉が当たり前になってしまっている(日本の女の人は「旨い」って言わなかったんじゃよ)。
さて、あしゅら男爵最大の謎といえば・・・
「下半身はどうなっているの?」
であろう!
当時の子供たちの間でも話題になったのだよ!
あしゅら男爵は永井豪のチーフアシスタント(というかほぼ分身)だった石川賢(故人)が「男性のキャラ」と「女性のキャラ」を作画して永井豪に選ばせようとしたら「合体させて、左右で男女別の顔を持つキャラ」にしてしまったようなのだ。
設定では「元々は古代に埋葬された夫婦のミイラ」だそうだ(悲しいエピソードがありそうだが、そこは未放送)
のちに「マジンカイザー」が製作されたときは「ミイラからDNAを採集して作られたクローン人間」という事になっている。
因みにこの作品ではあしゅら男爵のシャワーシーンがある(なんなんだよ、これ!)。
また「善人のあしゅら男爵」も登場する。
このあしゅら男爵はドクター・ヘルの作ったあしゅら男爵と異なり顔の男女は反対となっている(左が男性で右が女性)。
私、なんでこんなにあしゅら男爵を語っているんだろう?
ともかく永井豪のキャラクターだけあって女側はナイスバディである(下半身については永遠の謎である)。
因みに、ドクター・ヘル、ブロッケン伯爵、あしゅら男爵、の三人がマジンガーシリーズの敵として有名なのだが、「ピグマン子爵」という敵キャラもいる(忘れないであげて)。
あと他に男爵と言えば・・・であるが、エロ男爵(沢村一樹)とか、ぼったくり男爵(IOCのトーマス・バッハ会長)とか碌なもんじゃあないな。
ではこの辺で!