【物語24】これからのケータイ販促 | 飲食店経営 右肩上がりブログ

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飲食店を開店するのは本を読めばできますが、経営(=継続)するには、本を読んだだけではなかなか大変です…。
本ブログでは、大不況の時代においても飲食店の経営を「右肩上がり」にするための情報をご紹介いたします。

(つづき)

【これまでのあらすじ】

麻美からの話を受けて、高木は一緒に『ケータイ販促7つのルール』を作ります。

※ここからがキモです!「右肩上がり流 ケータイ販促術」が明らかになります。


【本編】

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【ケータイ販促7つのルール】

1、会員登録をしてもらった翌日には必ず「お礼メール」を送る。

2、「お礼メール」は、返信がもらえる文章にして、特典はつけない。

3、「返信をくれたお客様」には、返信して「メル友リスト」に加える。

4、「メル友リスト」のお客様には、えこひいきして大事にする。

5、全リストへの一斉配信は月1回。

冒頭に必ず「メール解除の告知」を入れる。

6、メル友リストへは「手紙メール」として、一斉配信は「チラシメール」として作文する。相手との距離を大事にして、馴れ馴れしくならないようにする。

7、どんなメールでも、それを見て来店したお客様には、必ずアドレスを教えてもらうようにして、翌日に「来店感謝メール」を送る。


※「アドレスカード」への記入
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麻美「できましたねぇ!店長。これでバッチリじゃないですかぁ。」


紙に書き出すと、考えていることが整理されるというが、この「ルール」は、まさに今回の失敗と、麻美のアイディアが生かされた結晶だった。


麻美「これで、明日からやりましょうね、店長。」


…そこで思い出したことがあった。

今朝、『M-uchi(ミミウチ)』の営業担当と話した「アドレスの所有権」についてだ。


高木「あのさ、麻美ちゃん。例の『アドレスの所有権』についてだけど…」


麻美「ぁあ、ありましたね、そんなのが。」


高木「どうしたら良いと思う?」


麻美「もぅ、しょうがないんじゃないですか。も一回、始めからってコトで。」


麻美は、あっさりと言った。


高木「ぇえーー!」


麻美「それがイヤなら、今のお客様に聞いてみるって感じですかねぇ。」


高木「…聞くの?」


麻美「そう!聞くの。それからシステムを止めればイイじゃないですか?」


どうやって聞くのか?見当がつかない。


麻美「聞き方が分からないみたいだから、まずは私がやってあげます。その代わり、今後もゴチさせてもらうってコトで。」


ということで、翌日から麻美にケータイ販促の担当をやってもらうことになった。


【→次回に続きます】

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