藤井一至「土 地球最後のナゾ~100億人を養う土壌を求めて~」 | ◇埼玉の外構屋さん◇うぽぽデザイン工房のブログ

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2018年の40冊目

藤井一至「土 地球最後のナゾ~100億人を養う土壌を求めて~」

 

 

第1章 月の砂、火星の砂、地球の土壌

第2章 12種類の土を探せ!

第3章 地球の土の可能性

第4章 日本の土と宮沢賢治からの宿題

 

『この本を執筆するきっかけは、若干の嫉妬と被害妄想にある。巷ではNASA(アメリカ航空宇宙局)の作成した火星再現〝土〟で農業に成功したというニュースが話題になった。もし地球がだめになった時には火星で暮らすことができる。宇宙飛行士という仕事も格好いい。宇宙には夢やロマン、希望があふれている。これに対して、あえて「地球の土も頑張っている」と対抗するのがこの本の目的だ。

 

大見得を切っておいていうのもなんだが、土は地味だ。その研究者の扱いも、宇宙飛行士とは雲泥(宙泥?)の差がある。空港で土とスコップの機内持ち込みを謝絶されて肩を落として落ち込んでいる大人を見たことがあるだろうか。業務として土を掘っているにもかかわらず通報され、職務質問を受けることすらある。やましいところは一切なく、土を掘るのを仕事にしている。

 

…』

 

こんな まえがきで始まるんですが… ここまででホレてしまいました。

なんて魅力的な本の始まりだろう!と。 あくまで自分的にですが… 大好きです。

長々と最初の部分を書いてしまって… ゴメンナサイ。

何だろうなぁ… なんか、この冒頭部分がすべてのような気もしちゃうわけですが、勿論その後も引きこまれる話が満載です。

本当に、本当に、面白い本に出会えたと思っております。

 

もう一点…

土は地味だとか、研究者の扱いも自虐的に書いたりしているが、その反面、著者の心意気が非常に高い。

それは、「100億人を養ってくれる肥沃な土を探す…」です。

長靴とスコップだけを持って裏山の土を掘る!というところから始まる研究から、100億人の食料を心配をするそのギャップに感動しました。

面白い人なんだろうなぁ、と会いたくなりました。

 

まぁ、本の内容は〝土〟の話です。

月にも、火星にも無い、地球にしかない〝土壌〟というものが いかにスゴイかと納得させてくれます。

ただ、世界の〝土〟は、たったの12種類しかないそうです。

ま、もっとも自分なんかは、「12種類もあるんかぁ!」という感じですが。

しかし、なかなか肥沃で100億人を養うに足る〝土〟というのは多くないようで… 真面目に心配になりました。

仕事がら、年中〝土〟は いじっていますが、まぁ適当に何か植えれば、まぁ適当には育つかなぁ… みたいな感覚だったので、〝土〟のアリガタサは身に沁みていなっかたかもしれません。

すぐそこにある〝土〟が良い土であるというのは、恵まれた事なんですなぁ。感謝、感謝。

 

日本は、「資源の無い国」という言われ方をしていましたが、考えてみれば、水も豊か、土もまぁまぁという、世界的にも恵まれた場所なのかもしれません。

本にありましたが、カナダの永久凍土地帯では、

『しおれて茶色くなったハクサイは一束1800円、ホウレン草1000円、ダイコン1400円、ナス700円…』という感じらしいです。

いやー、日本で天気の不順で野菜が高くなったと言っても、ここまでにはならないからねぇ。

 

日本の恵まれた〝土〟を、ま、少なくとも放射能で汚染なんぞさせてはいけない!なんて思うわけです。

 

 

 

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