瀬戸賢一「時間の言語学~メタファーから読みとく~」 | ◇埼玉の外構屋さん◇うぽぽデザイン工房のブログ

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2018年の17冊目

瀬戸賢一「時間の言語学~メタファーから読みとく~」

 

 

第一章 時間をことばで表すとー『広辞苑』vs.『新明解』

第二章 「時間」と「とき」

第三章 時間経過の認識論

第四章 時間のメタファー

第五章 新たな時間概念を求めて

 

まず、言語学とはなにか?

【ヒトが使用する言語の構造や意味を科学的に研究する学問】(Wikiより)、らしい。

この『科学的に』というのが大事なのかな。

 

で、メタファーとは何か?

【隠喩(いんゆ)、暗喩(あんゆ)ともいい、伝統的には修辞技法のひとつとされ、比喩の一種でありながら、比喩であることを明示する形式ではないものを指す。】(Wikiより)、らしい。

…分からん。

比較的わかりやすい例として、「人生はドラマだ」とあったが、「○○は、△△だ」のように、何かを何かに【見立て】るものらしい。

メタファーは、言語だけではなく、絵画などの視覚領域でも使われるらしいので、、多分音楽にもあるんだろう。

 

で、本の話…

【時間】という抽象的なものを、物理や哲学からのアプローチではなく、言語学しかもメタファーで考えよう!という感じ。

これは、今までに知らなかった世界なので 非常に面白かった。

例えば、「時は金なり」や「時間は流れる」などのメタファーから【時間】というものをどのように認識しているか?ということ。

世に出回っているハウツー本にも、この手の言葉はよく出てくるし…

 

しかし、「時間は流れる」と言っても、時間はどこからどこへ流れているのか?

過去から未来へ? 未来から来て、過去へ去っていくのか?

川のように流れているのは時間なのか、それとも固定された時間を自分が移動していくのか?

分からんが、ホント面白いねぇ。

ま、これは、その時々使うメタファーで変わっているようです。

 

時間の話では、自分的にはアウグスチヌスの言葉が印象的で好きです。

『時間とは何か。人に問われなければ わかっているのだが、いざ問われると答えられない』

ま、普通に生活していて「時間とは何か?」と聞かれることは まずないでしょうから、皆 日常的には時間が何かわかっているんでしょう。

 

「時は金なり」じゃないが、時間というのは大事なものというイメージは強い。

それは、二度と戻らないものというのも理由のひとつだろう。割れたコップと同じで…

ただ、時間が流れるでも 自分が時間を移動するでも 何かが変かしているのにそこに何らかのエネルギーが使われているようではない。

とすると、時間というのは「永久機関(外部からエネルギーを受け取ることなく、仕事を行い続ける装置)」なのか?

エネルギーを使うことなく、勝手に 自然に変化し続けてくれる【時間】というやつは、本当に大事なんだろうか?

 

ニュートンは絶対空間・絶対時間を作ったが、アインシュタインは四次元時空を作った。

まぁ分からんが、時間が特別なものではないのかもしれない。

【温度】というものが実際には存在しないように、【時間】というのも実は存在しないのかもしれないなぁと思う。

例えば、時間粒子の運動速度の変化でしかないとか… それはないな。

 

自分が生きているうちに、この辺が解明されてくると楽しいなぁとは思う。

ほとんど本の内容に触れていないが、ま、いいでしょう。

とりあえず、「時間は大事だ!」という世間様の常識は少し疑って見てみようかと思う。

 

言語学というジャンルも面白い。機会があればもう少し探ってみたい。

メタファーはムズカシイな。ただ、日常考えることなく当たり前に使っているようなので、少し意識できれば変わるかな。

特に音楽の場面で気にしてみたい。「この曲は〇〇だ」 「このフレーズは△△だ」みたいな…

 

さて、わたしに残された【時間】はどれぐらいか?

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