昨日の続きです。
販促プランニングシリーズの締めに致します。
販促計画の【When】を考えます。
いつ販促を実施するのか?と言う【時期】の意味のWhenと、
どのプロセスでの販促を打つのか?のWhenがあります。
プロセス?って、一体何のプロセス(過程)かというと、
消費者(顧客)の購買決定の進化のプロセスを言います。
ここで出るのが「AMTULの法則」(アムツールの法則)です。
消費者が購買、または消費の決定から、
固定化客やファン化するまでのプロセス。
英単語の頭文字をとっています。
A 認知:気付く(Awareness)
↓
M 記憶:覚える(Memory)
↓
T 試用:試す(Trial)
↓
U 継続使用:利用する(Usage)
↓
L 愛用:ファンになる(Loyaluse)
この各段階における人数は、
だんだん少なくなってきます。(当然ですよね~)
最終的な固定客を増やすために
どの段階に対して、何を(どんな販促を)打ち込めば、
効率が良いのかを判断します。
どの階層の顧客に向けた販促なのか?によって
販促内容は全く異なります。
具体的には、
各段階で使うツールはもちろん、
各段階で戦略が変わります。
例えばUやLの顧客にはスタンプカードやポイントカードを使う・・・とか。
Lの方々を集めて講習会を開催する・・・とか。
限られた費用で最大の効果が得られるように、
一度AMTULに当てはめて、
認知から固定客化までの問題をチェックし、
適切な販促戦略を構築しましょう。
たまにこうやって
広告宣伝を「理屈」で考えると面白いでしょ?