「AMTULの法則」 | 石川県の飲食/観光/食品コンサルタント 山崎英樹の独り言

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北陸・石川県を拠点に、飲食店、フードビジネス、観光宿泊業などの各種アドバイスを行うコンサルタント山崎の独り言。ビジネスからプライベート、趣味遊びから世の中へのメッセージまで、真面目で適当、知的で軽薄な遊び心満載のブログ。いしかわ観光特使も務めてます。

昨日の続きです。

販促プランニングシリーズの締めに致します。




販促計画の【When】を考えます。



いつ販促を実施するのか?と言う【時期】の意味のWhenと、

どのプロセスでの販促を打つのか?のWhenがあります。




プロセス?って、一体何のプロセス(過程)かというと、

消費者(顧客)の購買決定の進化のプロセスを言います。



ここで出るのが「AMTULの法則」(アムツールの法則)です。



消費者が購買、または消費の決定から、

固定化客やファン化するまでのプロセス。

英単語の頭文字をとっています。

A 認知:気付く(Awareness)

M 記憶:覚える(Memory)

T 試用:試す(Trial)

U 継続使用:利用する(Usage)

L 愛用:ファンになる(Loyaluse)



この各段階における人数は、

だんだん少なくなってきます。(当然ですよね~)



最終的な固定客を増やすために

どの段階に対して、何を(どんな販促を)打ち込めば、

効率が良いのかを判断します。



どの階層の顧客に向けた販促なのか?によって

販促内容は全く異なります。



具体的には、

各段階で使うツールはもちろん、

各段階で戦略が変わります。


例えばUやLの顧客にはスタンプカードやポイントカードを使う・・・とか。

Lの方々を集めて講習会を開催する・・・とか。



限られた費用で最大の効果が得られるように、

一度AMTULに当てはめて、

認知から固定客化までの問題をチェックし、

適切な販促戦略を構築しましょう。



たまにこうやって

広告宣伝を「理屈」で考えると面白いでしょ?


真面目なのは一旦これで締め。あ、でもポチは毎日どうぞ(^_^;)→
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