こんにちは!

かたつむり主婦起業のMOMOです
 
夫・山口拓朗の新刊を読みました。
 
 
タイトルが、
『9割捨てて10倍伝わる要約力』(日本実業出版社)
です。

 

帯にこう書いてあります。

 

会話も文章も「短さ」こそ命

 

よくいますよね。

話が長くて、何が言いたいかわからない人。

 

「で、何が言いたいの?」

という言葉を飲み込んで、話を聞く辛さ・・・。 

 

自分もそう言われないために、「要約力」を

身につけていきましょう!

 

 

まず、要約力が高い人の特徴として

人に何かを伝える時、

「情報の9割を捨てている」という共通点があります。

 

残りの1割で伝えるわけですから

自分で、何を捨てて、何を残すか、

決めないといけませんね。

 

その力こそが要約力です。

 

究極の要約は、「死んでもこれだけは言っておく」

ということ。

 

あ、ちなみに「死んでも」は、私の口癖です(笑)

 

「死んでもそれだけはやらない!」とか

「死んでもそんなことは言ってない!」とか

日常の会話でよく使います。

 

夫に、「ほんとよく『死んでも』って言うよね」

と呆れられていますが、なんと本書では、

彼自身が、

 

究極の要約は、「死んでもこれだけは言っておく」こと

 

と書いてて驚きました(笑)

 

つまり、私の口癖は、要約のかたまりだったのですね。

 

確かに、私は物事に白黒つけるのが好きで、

好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。

 

快適な温度は23度だし、

カレーは甘口しか食べないし、

どんなに新鮮でもレバーは嫌い。

韓国俳優のヒョンビンは大好き。

テレビは見ない。

 

何かを表現する時は「本当に〜」「死んでも〜」

と付けることが多い。中間がない。

 

ダラダラ話すのが嫌い。

言いたいことをズバッという。

(ゆえに初対面の人に怖がられることも)

 

でもそれって、要約力の高い生き方だったのかも、

とこの本を読んで思いました。

 

 

ここで、問い。

 

「あなたは、どういう人間ですか?」

 

ぜひ誰かに話すつもりで答えてみてください。

 

「私は、〜〜で、〜〜〜が好きで、それから〜〜〜

をしていて、そうそう、〜〜も好きで〜」

みたいな話し方をしてしまったら、

それは要約力がない人に見えてしまいます。

 

私なら、こんなふうに答えるかな。

 

「私は、自分の直感で生きています。
損得よりもいい気分でいられる方を選びます。

自分をご機嫌にさせる方法を常に考えています」

 

余計なこと=ノイズになるので、

どういう人間か伝えたい情報以外は削ぎ落としています。

 

その落とす情報は、TPOに合わせて決めます。

 

仕事のプレゼンなのか、友人とのおしゃべりなのか

何のために相手が聞いているのかによって

情報を取捨選択し、1番伝えたい情報に絞って

話すと思います。

 

この情報を整理するステップが重要。

 

インプットとアウトプットの間に、情報を整理し、

削ぎ落とすステップが入るのですね。

 

そうしないと、話が冗長になってしまいます。

 

「私は、札幌で生まれて、3人兄弟の長女で、

子供の時は数学が得意で、社会は苦手でした。

走るのは早いほうでしたね。転校が多かったので、

人見知りしない性格になったと思います。

学生時代は、バイトに明け暮れていて、たくさんの

仕事を経験しました。それが今に生きていると思います。

食べ物は和食が好きです。辛いものが苦手です。

あ、そうそう、今は韓国映画にはまっていて

俳優のヒョンビンが好きです。

子供の時から父にしごかれ、麻雀をするのも好きです。

最初に入った会社では〜」

 

みたいに、とりとめもなく、思いつくままに

情報を話してしまいがちで、相手も膨大な情報を

受け取り切れない可能性がありますよね。

 

付き合ったばかりの恋人同士ならこれでもいいですが、

仕事の相手ならげんなりさせてしまいます。

 

この伝える相手は誰なのか?

そしてその相手のニーズは何なのか?

 

それを考えると、ぐっと要約がしやすくなりますね。

 

そのやり方は、本書に詳しく書かれています。

 

 

ところで、ブログやSNSで文章を書く時、

あなたは書く素材はどうやって集めていますか?

 

つまり、情報収集ですね。

 

本書では、脳内に情報収集アンテナを立てることが

重要と書いています。

 

情報収集アンテナを張るためには、

箇条書きもいいですが、9マスを使うと

見つけやすいです。(こんな感じ↓)

 

 

9マス活用については、山口拓朗の

こちらの本も参考になりますよ。

 

 

 

そして、話す(伝える)時の順番は、

幹→枝→葉にするのもポイント。

エピソード(葉)から話すと、相手が話を

理解できないことがありますね。

 

私も、起業塾を10年以上やっているので

たくさんの塾生から問い合わせや質問を受けていますが、

要約力のない人の質問は、

「大変なんです。表示が崩れちゃって、

自分ではどうにもできないんです」

と、何のことなのかわからないことが多いです。

 

何の話をしているのか、どうしたらそうなったのか、

相手に伝えるためのポイントを欠いているのですね。

 

「テキストNo.7の35 ページを見ながら、

WordPressのテンプレートを変えるために、

〜〜〜の作業をしたら、ブログの表示で

サイドバーが消えてしまいました。

URLは、〜〜です。

サイドバーを表示するにはどうしたらいいですか?」

 

こんなふうに質問できる方は、解決までの時間は

最短時間で済みますし、こういう方は、

ブログの文章も簡潔でわかりやすいです。

 

本当に、文章って、その方の頭の中を表しているなあ

と思いますね。

 

要約力を鍛えるのは、人間関係のコミュニケーションを

良くしたり、仕事を効率的にこなしたり、

メリットがたくさんあります。

 

この本では、ワークもたくさん出てきますので、

ぜひ、自分の要約力をテストし、弱いところは

強化していきましょう。

 

要約力を高めるということは、

主体的に生きることだと著者は言います

 

なるほど!何を捨てて何を残すのか

自分で決めて、コミュニケーションをデザインする

力とも言えそうです。

 

「何を言っているのか分からない」

「話が長い」「で、結局?」

と言われたことがある方に、オススメの1冊ですよ。

 

 

 


 
 
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