「真・女神転生―廃墟の中のジン」 吉村 夜 | じぶんを たいせつに。
2004-01-17 21:13:27

「真・女神転生―廃墟の中のジン」 吉村 夜

テーマ: ┗【ま~わ行】
真・女神転生―廃墟の中のジン (富士見ミステリー文庫)/吉村 夜

¥609

真・女神転生の世界でありながら、ゲームとは全く違うオリジナルのストーリー。
メガテンシリーズを1つとしてやっていない私でも、充分過ぎるほどに楽しむことができました。思わずゲームをやってみたいと思うほどに。
プレイをしたことのある人にも、ない人にもお勧めしたい1冊です。

等身大の登場人物たちには共感を覚えます。
絶大な力を持つ勇者でないからこそ、怖くてたまらない時もあるし、逃げ出したくなることだってある。それでも、まだ年端もいかない子供たちでさえ、自分達の楽園を守ろうと、仲間のためにと踏ん張る健気さに感じ入ります。そんな子供たちをよそに、権力争いを繰り返す大人には言葉もないけれど。

悪魔にさえ同族を思いやる気持ちがあるのに、力を合わせなければならない時でさえ人間は同族で争いを繰り返している。
俺たち人間は悪魔よりも劣るものなのか?というジンの悲痛な想いが辛かったです。
最後がちょっとあっけなかったかなとは思うけど、悪魔との交渉の場面などは楽しめたし、かなり満足です。


「お師匠はどんな時だって弱音を吐かなかった。俺はお師匠に憧れていた。あの、ライシンのような男になりたかった。死ぬまで我慢してみせる。それが俺の誇り、俺の意地なんだ」


★★★★☆

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