去年の今日、母はヘルペス脳炎に伴う症状で入院をしました。
しかし、数日後にしか医者が動いてくれず、治療が遅れてしまったため、要介護5というとんでもない事態へと発展していきます。
治療が早くても現状と同じだったかもしれませんが、入院してすぐにこの病を疑い、即座にアシクロビルの点滴治療が開始されていたとしたら、現状ではなかったかもしれません。
今となってはわかりませんが、本当に悔しいです。
何故我が家は、医者に見放されて危篤にさせられたり、このやうな重篤な状況にばかり追い込まれるのか。
本当に悔しいです。
最初は軽い鼻水と微熱。
そして頭痛があると言っていました。
お腹も緩い方だったようです。
そしてそこから半日様子を見て、体温を測って欲しくて、体温計を母に差し出したら、不思議な顔をしながら、私に体温計を返してきました。
この行動が決定打です。
ヘルペス脳炎になる前は、こんな事をしなかった。
100万人に3〜4人しかかからない、医者ですら鑑別診断からまともに取り合ってくれない、こんな病が存在することを、このブログを読んでくださる方は、頭の片隅に置いておいてください。
あなたの大切な、身近な人が、この病になった時、いち早く神経内科医の手に委ねる必要があります。
最初はなんでもない風邪症状です。
こんな事が起こってしまったのです。