行って来ました![]()
期待の大作「レッドクリフ」![]()
三国志好きです![]()
大きな目標に向かって、努力を惜しまない人物たち。
特に義に篤い劉備、劉備に従う豪傑たち。
劉備の義弟・関羽は、曹操の下にいた時にたくさんの贈り物を贈られました。
でもどんなに立派な着物を贈られても、上からまたいつもの(曹操曰く)「ぼろ」を着てしまいます。
なぜそんなものを、と問う曹操に、関羽の答えは明快でした。
「この着物は、主君・劉備にいただいたもの。
これを身にまとう度、主君に会えるようでうれしいのです」
また、別の機会にはこんなことも言っています。
「曹操殿は、物を下さるという形でしかお心を示されていない。
けれど主君・劉備とは心と心の契り。
決して忘れることはできないのである」
暴れん坊の張飛だってそう。
「芯から武士」と言われた趙雲もそう。
皆劉備の人徳にほれ込んで、力を尽くしています。
誰よりも孔明![]()
三顧の礼に心動かされ、小さな庵を出て劉備のために力を尽くしました。
そして彼らの上に立つ劉備は、民を愛する名君です。
曹操軍から民を連れて逃げる時、こんなことを言っていました。
民を連れていては、曹操軍から逃げ切れない。
もっと効率よく、と訴える孔明にこう答えています。
「私を慕ってついてきた民である。
彼らを見捨てて私が先に逃げるようなことがあれば、この戦いに意義はない
」
こんな為政者のもとであれば、きっと皆幸せだろう、と思います。
劉備は、漢室の再興のため。
家臣たちは劉備のため。
みんな基本は自分の損得勘定ではないから、こんなに魅力的なのかもしれません![]()
とは言っても、私が読んだのは三国志演義をベースにした漫画版と、高校生の頃読んだ「反三国志」のみ。
正史では、主人公は結局一番領土を広げた曹操だとか。
これはこれで、いつか読んでみたいと思っています。
前ふりが長くなりましたが、映画「三国志」について。
タイトルそのままですが、三国志の中でも「赤壁の戦い」です。
レッドクリフ。
赤い壁。
そのままですね![]()
イメージぴったりだったのは、後に劉備の夫人となる弓腰姫・尚香![]()
おめめパッチリ、おてんば姫です。
最前線となる赤壁に「来たわよ![]()
」の一言で参戦。
曹操軍との初戦では、先発隊をおびきよせるおとりとなって、活躍しました。
でも「嫁の貰い手がいない」と兄・孫権に言われると、そこはちょっとイタいのでしょう。
むくれてしまいます。
かわいい![]()
男性陣は、いろいろと思うところはありました![]()
まず、孔明が金城武。
ちょっと骨太過ぎない???と思っていましたが、実際見てみると結構良い感じでした![]()
趙雲はやっぱり迫力が足りない気もしましたが、それは多分私のイメージが横山版三国志だから。
実際には妥当なところでしょうか。
、、、でもやっぱり、あまりイケメンではない方がそれっぽい気がします![]()
何より違和感があったのが、周瑜
![]()
周瑜
、戦えたの![]()
しかも何気に強かったりして、イメージとは違いました![]()
まぁ、監督なりの三国志。
世の中いろいろな三国志があるのですね。
それだけ愛されている作品です![]()
本編終了後にはパート2の予告編もありました。
後編もなかなか楽しそうです。
来年4月。また観よう![]()
後編もやっぱり、戦闘シーンは血が飛び散るのかなぁ![]()
アレは結構キツかった![]()