先日観た「ポセイドン」に出演していたある俳優さんが、往年の?名作「JAWS」にも出演されていました。
それをたまたま知って、もう1度観たい!!!と急遽思い立って。
ビデオを漁り出してしまいました。
今日は関東、大雨です![]()
外出の予定も延期したので、ちょうど良い![]()
いわずと知れたスピルバーグ監督の出世作「JAWS」。
初めて観たのはいつだっけなぁ。
多分小学生の頃テレビで観て、食いちぎられた足が沈んでいくシーンが非常に印象に残っています。
ついでに、「女の子がそんな映画観るんじゃありません
」と金切り声をあげていた母も![]()
何が怖いかと言えば、やっぱり「いつ襲われるかわからない」恐怖ではないでしょうか。
それに、一度狙われたら逃げ切ることもできない恐怖。
突然水中で巨大な口に咬みつかれ、わけもわからないままあっという間に食い殺される。
ほんの一瞬の出来事。
自分がどういう状況に置かれているかわからないことは、日常であってもストレスになります。
電車が事故で止まって、いつ再開されるかわからない。
これだって、「わからない」ことに対するストレス。
同じことです。
何に襲われているかわからない。
相手が見えない。
心的ストレスにより、恐怖は倍増することでしょう。
しかも水の中。
陸上よりも体の自由はききません。
水中に引きずり込まれたら最後、呼吸もできない。
死に直結。
これも大きな恐怖だと思います。
そんな恐怖を更に倍増させるのが、ジョン・ウィリアムズの名曲![]()
何かが近づいてくる、そんな雰囲気がとてもよく出ています。
75年ゴールデングローブ賞音楽部門受賞。
今でも様々なシーンで使われています。
あの音楽を聴いただけでなんとなく怖くなってしまう、そんな効果の曲です。
心理的な恐怖と、それを倍増させるBGM。
どちらが欠けても、この作品はここまで有名にはならなかっただろうと思います。
ストーリーについては、今更紹介するまでもありませんね![]()
シリーズ第2作&3作も観ましたが、やっぱり第1作にかなう作品ではありませんでした。
さすがスピルバーグ![]()
余談ですが、いつだったか見た、映画に関する統計。
「JAWS」に代表される巨大生物系は、最後は大抵「爆殺
」と相場が決まっているそうです。
非力な人間には、それくらいしかテがないのでしょうね![]()
私が観た作品の中では、ドラム缶の燃料をかけて焼いたものもありました![]()
最終的には火力に頼る作品群のようです。