しばらく国外退去していました![]()
日焼けの跡がイタイです![]()
いろいろ本も読めました。
今回は「凍える牙」乃南アサ。
機捜隊員・音道貴子巡査が、完全に男社会の捜査に混じって奮闘しています。
30代。
バツイチ。
バイク乗り。
かつて白バイ隊員。
カッコイイですねぇ![]()
小さい頃から白バイだのおまわりさんだの、とにかく制服が好きな子でした。
車に乗っていて警察官を見つけ、
窓から「お~ま~わ~り~さ~~~んっ
」と絶叫したことも一度や二度ではないとか![]()
今でも好きです、おまわりさん![]()
「警察官」というのもカッコイイけど、個人的には「おまわりさん」の方が親しみやすいです![]()
主人公はもちろん音道巡査ですが、もう1人の主人公は「疾風」。
疾風とは、職務に夢中になるあまり家庭を顧みず、崩壊させてしまった元警官・高木が飼っていた犬。
でもただの犬ではありません。
ウルフドッグという、狼と犬を掛け合わせた犬以上のもの。
高木は家庭よりも職務を優先させ、それによって家庭は崩壊。
末娘は親に反抗して非行に走り、覚醒剤の後遺症で半ば廃人となる。
娘の一生を台無しにした者に復讐を誓う父。
そのための道具に選んだのが、たまたま手に入れた1頭のウルフドッグ・疾風。
疾風は命令通り、次々とターゲットを襲う。
着々と復讐は進んでいたが、ある日高木の自宅が火災に見舞われる。
高木の手により、自由の身とされた疾風。
警察が疾風の存在を突き止めた時には、既に疾風は自由になっていた。
疾風はこれからどうするのか。
ターゲットはあと1人。
しかしその人物は行方をくらましている。
先に見つけるのは、警察か、それとも疾風か。
警察はターゲットの行方を捜すと同時に、疾風も捜す。
ターゲットの運命は、、、?
なんとなく最後の予想はつきますが、やっぱり悲しい疾風の運命です![]()
それでも最期が疾風らしくて、もうそれしかない
と納得。
これを読むと、基本猫派の私も犬が欲しくなります![]()